ファーウェイは縦折りタイプの新型スマートフォン「Pocket S」を中国国内向けに発表しました。
すでに横折スマートフォン「Mate X」シリーズを展開しているファーウェイですが、2021年12月には縦折りタイプの「P50 Pocket」を発表。上品なデザインや(当時としては)高性能な「Snapdragon 888」プロセッサを搭載するなど、かなり力の入ったモデルでした。
今回のPocket SはP50 Pocketのデザインをほぼそのまま受け継ぎながら、プロセッサを「Snapdragon 778G」に変更し、トリプルカメラをデュアルカメラ(4000万画素メイン+1300万画素超広角)へと削減しています。
画面は6.9インチの有機ELディスプレイで、解像度は2790×1188ドット、最大120Hz駆動/タッチサンプリングレート300Hzを実現。背面には1.04インチの有機ELディスプレイと、1070万画素のセルフィーカメラを搭載しています。OSはファーウェイ独自開発の「Harmony OS 3.0」で、背面ディスプレイの表示のカスタムも可能です。
Pocket Sの本体カラーはミントグリーン、ゴールドイエロー、ローズピンク、アイスクリスタルブルー、ブラックの5色で、価格は5988元(約12万円)から。中国向けに、11月10日から発売を開始します。現時点ではグローバル展開の予定は発表されていませんが、ぜひ日本市場へも投入してほしいものです。