Apple(アップル)はディスプレイが従来より10%大きい「Apple Watch Ultra」を2024年に投入するだろう、と台湾のDigiTimes紙が報じています。
2022年に発表されたApple Watch Ultraは、過去最大の49mmディスプレイを搭載。また、タフネスな本体デザインも特徴ですが、最近ではテックアナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が「2024年に大型のマイクロLEDディスプレイを搭載したApple Watchが投入される」と報告していました。
DigiTimes紙によれば、2024年のApple Watch Ultraは2.1インチディスプレイを搭載するとのこと。現行のApple Watch Ultraのディスプレイは約1.93インチなので、2024年モデルでは10%近く画面が大きくなり、ケースサイズが50mmを超える計算となります。また、ディスプレイはマイクロLED方式となり、有機EL方式の現行モデルと比較してより明るく、低消費電力で、コントラスト比が向上すると期待されています。
以前、台湾調査会社のTrendForceは、AppleがマイクロLEDディスプレイをiPhoneやAR/VRスマートグラスなど、さまざまなプロダクトに導入する計画だと報じました。しかしその一方で、マイクロLEDディスプレイはコストが高いことから、その移行には数年がかかる見込みです。
iPhoneよりも先に有機ELディスプレイを採用したApple Watchですが、マイクロLEDディスプレイでも先陣を切ることになるのかもしれません。