「Galaxy S23 Ultra」と「iPhone 14 Pro Max」がスピード対決! 結果は…

ink_pen 2023/3/2
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「Galaxy S23 Ultra」と「iPhone 14 Pro Max」がスピード対決! 結果は…
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」は、世界で最も速いAndroidスマートフォンの可能性があります。しかしその一方で、ベンチマークの上では「iPhone 14 Pro」モデルには及ばないとの結果が出ていました

↑スピード対決(画像はGalaxy S20 Ultra〔左〕とiPhone 11 Pro)

 

では、実際にアプリを次々と起動してみたときのスピードはどうなのか? あるYouTubeチャンネルがそれを検証したところ、ほぼ互角という結果が出ました。

 

Galaxy S23 Ultraは、特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」や最大12GBのRAM、内蔵SSDにはサムスンの最新規格UFS 4.0チップが使われています。かたやiPhone 14 Pro Maxにはスマホ向けプロセッサーとして最速のA16 Bionicチップ、RAMは6GB、高速なNVMeストレージが搭載。つまりGalaxy S23 Ultraの強みは、主にRAM容量の大きさにあると言えます。

 

YouTubeチャンネルのPhonebuffは、両機種を使って恒例のスピードテストを行いました。これはロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うもの。

 

第1ラウンドでは、iPhone 14 Pro Maxが1分55秒47に対して、Galaxy S23 Ultraが1分54秒31で勝利。AndroidスマホがフラッグシップモデルのiPhoneに勝ったのは、実に1244日ぶりとのことだと驚かれています。

 

しかし、2ラウンド目ではiPhone 14 Pro MaxがGalaxy S23 Ultraに逆転勝利を収めました。最終的なタイムは、それぞれ2分41秒53と2分41秒78。この結果から、PhoneBuffは誤差を考慮に入れて「引き分け」と見なしています。

 

クアルコムの次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」、つまりSnapdragon 8 Gen 2の後継チップは、A16 Bionicの性能を上回るとのベンチマーク結果が流出したこともありました。今後は、ハイエンドAndroidスマホとフラッグシップiPhoneの性能競争がさらに激しくなりそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:9to5Mac

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