先日、大人気のAIチャットボット「ChatGPT」をApple Watchから手軽に使えるアプリ「watchGPT」を紹介しましたが、このアプリが「Petey」と名前を変えてバージョンアップし、最新のチャットAI技術「GPT-4」に対応しました。
3月初めに登場した後、「watchGPT」はすぐに話題となってApp Storeのトップに躍り出ました。しかし、3月13日に名称が「Petey-Watch Assistant」に変わり、その後も着々と改良が続けられています。
このアプリはApple Watchを通じて、手首からChatGPTと対話できるというもの。チャットの結果はテキストや電子メール、SNSで素早く共有することができ、文字盤からすぐにアクセスできるコンプリケーション(ショートカット)も用意されています。
最新版のバージョンは1.2で、GPT-4にも対応(アプリ内購入で400円の買い切り)、連続して会話するマルチプロンプトも可能です。初期バージョンは、単発で質問できるだけでした。
現在では日本語にも対応しており、キーボードあるいは音声入力で質問できます。キーボード入力は少し難しく、音声認識の精度は必ずしも高くありませんが、その回答は読み上げられ、本当に「手首に話しかけると、音声で答えてもらえる」SFのような体験が実現しています。
Peteyの機能をまとめると次の通りです。
- ChatGPT(アプリ内課金をすれば最新版のGPT-4)とApple Watchからすぐに対話できる
- テキスト、電子メール、またはSNSを通じて、チャットの結果をシェアできる
- アプリをコンプリケーションとして設定し、すぐに起動できる
- アプリが音声で回答を読み上げる
Peteyは買い切りアプリで、日本での価格は600円。GPT-4を使いたい場合は追加で400円を支払うことになりますが、それ以上の課金はありません。日本語に対応していることもあり、気軽にハイテクの最先端に触れてみてはいかがでしょうか?