来年の投入が期待される「iPhone 16 Pro/Pro Max」にてソリッドステートボタンが採用されることを、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。
今年の「iPhone 15 Pro/Pro Max」では触覚フィードバック「Taptic Engine」により振動でクリックを再現するソリッドステートボタンの採用が、以前に報告されていました。しかしその後に、やはりソリッドステートボタンではなく物理的に動作するボタンが引き続き採用されることが、アナリストなどにより報告されています。
Gurman記者によれば、やはりiPhone 15 Pro/Pro Maxではソリッドステートボタンは搭載されないとのこと。その理由は、コストと機構の複雑さが原因だとしています。そしてかわりに、来年のiPhone 16 Pro/Pro Maxにてソリッドステートボタンが採用される可能性が高いと伝えているのです。
このようにソリッドステートボタンがiPhone 16 Pro/Pro Maxまで見送られるとの報告は、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏も伝えています。また「iPhone 16/16 Plus」では、引き続き物理的なボタンが搭載されるようです。
振動によるソリッドステートボタンと聞くとなにやら先進的な機能に聞こえますが、その登場まではもう少し待つ必要がありそうです。