アップルのMac ProとMac Studioはクリエイティブなプロ向けのマシンであり、より多くの外付けディスプレイをつなげれば、生産性がより高まることになります。
6月初めに登場した新型Mac ProとMac Studioでは、なんと最大8台もの4K/60Hzディスプレイに対応していることが明らかとなりました。
新しいMac StudioにはHDMI 2.1ポートが1つ、新しいMac Proには2つ付いています。これらのポートはそれぞれ60Hzの8Kディスプレイ、または240Hzの4Kディスプレイに接続することが可能。
以前のMac Studioは、上位のM1 Ultraチップを搭載していた場合でも、最大5台の外部ディスプレイに留まっていました。それと比べれば、新モデルが最大8台に対応したことは、かなりの進歩と言えます。
もともと2020年に登場したM1チップ搭載Mac(MacBook Airと13インチMacBook Pro)は、公式には1台の外付けディスプレイしか接続できませんでした。その制限を回避するためのサードパーティ製品が発売されたこともありましたが、そこから着実に改良されてきたと言えそうです。
ちなみに新型Mac StudioとMac Proとは、搭載チップやRAM容量、内蔵ストレージの最上位構成が全く同じです。が、その場合はMac Proの方が45万円も高くなります。さらに、両モデルの性能も同じだというベンチマーク結果が登場していました。
それでもMac Proは7つのPCle拡張スロットにネットワークカードやストレージを追加できるため、仕事の内容によってはMac Studioより使いやすいかもしれません。
via:MacRumors