新型Mac StudioとMac Pro、M2 Ultraなど全く同じ最上位構成で価格差が40万円以上!

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ink_pen 2023/6/12
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新型Mac StudioとMac Pro、M2 Ultraなど全く同じ最上位構成で価格差が40万円以上!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

新たなMac StudioとMac Proは、どちらも強力な最新チップ「M2 Ultra」を搭載できます。どちらも同じチップやRAM容量およびストレージ容量とした場合、なんとMac ProがMac Studioよりも45万円も高くなることが話題を集めています。

Image:Apple

 

まずMac Studioを24コアCPUと76コアGPUを搭載したM2 Ultra、RAMは192GB、8TB SSDストレージの最上位構成にした場合、日本での価格は127万800円(税込、以下同)となります。

Image:Apple

 

そしてMac Proの最上位構成も搭載チップやRAM容量、SSDストレージの量も同じであり、価格は172万800円。つまり中核となるハードウェアは同じにすると、45万円もの価格差が生じることになります。

Image:Apple

 

ただし、Mac Proには強みが2つあります。1つは、Magic MouseとMagic Keyboardが同梱され、USB-C to Lightningケーブルが付属しているということ。とはいえ、これらハイエンドMacを注文する人たちは、すでにキーボードやマウスを持っているはずであり、Magic Mouse等を持て余すかもしれません。

 

もう1つの強みは、拡張性の高さです。Mac StudioではThunderbolt 4ポートが前面に2つ、背面に4つ、合計6つ搭載。かたやMac ProにはThunderbolt 4ポートが8つに加えて7つのPCIe拡張スロットが搭載されています。

 

しかし、新型Mac Proは旧モデルと違って外付けグラフィックカードがサポートされず、ネットワークカードやストレージを後から追加できるだけです。

 

当面のコストパフォーマンスだけでいえば、Mac Studioが間違いなく優れているようです。もっとも、PCle拡張スロットがないため、後からシリアルデジタルインターフェイス(SDI)入出力カードなどを追加できず、買ったままの状態で使い続けることになります。クリエイティブのプロであれば、あえてMac Proを選ぶのも合理的なのかもしれません。

 

Source:Wccftech

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