発売が開始された「15インチMacBook Air」の分解レポートを、修理業者のiFixitが公開しています。
15インチMacBook AirはMacBookシリーズとして最も大きなサイズのディスプレイ、そして約1.5kgかつクラス最薄のボディが特徴となっています。プロセッサは「M2」で、13インチモデルの4スピーカーは6スピーカーへと強化されています。
iFixitの報告によれば、15インチMacBook Airの設計は13インチモデルからほぼ変わらないとのこと。バッテリーのサイズは大きくなっていますが、ディスプレイが大きくなったことなどにより、システムの駆動時間は変わりません。また、バッテリーの取り外しには本体部品の分解が必要です。
15インチMacBook Airの256GBストレージモデルでは、NANDチップを1個搭載。一方で、512GBモデルや1TBモデル、2TBモデルはNANDチップを2個搭載しており、アクセス速度の違いの原因となっています。
iFixitはまとめとして、15インチMacBook Airの修理は困難だと報告しています。またチップがロジックボードに直接実装されているため、購入後にRAMやストレージをアップグレードすることができません。その点も考慮して、自分にあった15インチMacBook Airを選びたいものです。
Source: iFixit / YouTube via MacRumors