今年の投入が期待される「iPhone 15(仮称)」シリーズにて新型バッテリーが搭載され、その性能が向上することが、TwitterアカウントのRGcloudSにより報告されています。
RGcloudSによれば、iPhone 15シリーズでは新たに「積層型バッテリー」が採用されるとのこと。この積層型バッテリーは、バッテリー内部の素子とセパレーターを丸めるのではなく、ジグザグに折り重ねることで製造されます。そのため無駄なスペースが削減され、より大容量かつ長時間の駆動が可能になるのです。
また積層型バッテリーでは熱が一箇所に集中せず、セル全体に分散されるため、バッテリー寿命の延長も期待できます。このような積層型バッテリーは、すでに電気自動車や医療機器、航空宇宙産業にて利用されているそうです。
さらにRGcloudSは、Apple(アップル)が40Wの有線充電と20WのMagsSafeによる無線充電をテストしていることを伝えています。なお現行モデルの「iPhone 14 Pro/Pro Max」では、29Wの有線充電と15Wの無線充電が可能です。ただし充電スペックの向上は、今年の「iPhone 15」なのか、来年の「iPhone 16」で予定されているのかは、現時点ではわかっていません。
スマートフォンの基本性能の中でも、進化が遅いバッテリー。今年のiPhoneでは、その性能向上を楽しみにしたいものです。
Source: RGcloudS / Twitter via MacRumors