Apple(アップル)が「次期AirTag」の量産を2024年第4四半期(10月〜12月)に開始すると、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。
AirTagは2021年4月に発表された紛失防止タグで、サウンドを再生してその場所を知らせたり、iPhoneやMacでその場所を見つけたりすることができますが、その内部には、正確な位置の測定を可能にする超広帯域(UWB)チップ「U1」が搭載されています。
Kuo氏によれば、次期AirTagは、2024年に米国で発売されるヘッドセット「Vision Pro」を核としたAppleの空間コンピューティングに組み込まれるとのこと。ただし、具体的な機能や詳細については触れられていません。
2023年に投入されるであろう「iPhone 15」シリーズでは、次世代UWBチップこと「U2(仮称)」の搭載が期待されていますが、次期AirTagにもこのU2チップが搭載される可能性は高そうです。
忘れ物や盗まれたものの追跡など、ユーザーの生活に大いに役立っているAirTag。その進化に期待したいものです。
Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRumors