「iPhone 15」シリーズの投入により、スマートフォンシェアでApple(アップル)がSamsung(サムスン)を抜く可能性を、調査会社のTrendForceが報告しています。
TrendForceによれば、Samsungは2023年第2四半期(4月~6月)に5390万台のスマートフォンを出荷。これは、前四半期比で12.4%の落ち込みとなりました。第3四半期(7月~9月)には折りたたみスマートフォンの新機種が発売される予定ですが、「Galaxy S」シリーズほどの台数は出荷されず、Samsungのシェア拡大にはあまり貢献しないものと予測されています。
一方、Appleは第2四半期に4200万台のスマートフォンを出荷。これは、前四半期比で21.2%の減少でした。Appleは毎年新型iPhoneを第3四半期に投入することから、第2四半期は買い控えが起きる時期。そして、iPhone 15シリーズの投入でSamsungからスマホシェアトップの座を奪い取る可能性が指摘されているのです。
さらに別の調査会社のIDCも、「iOSデバイス」の出荷台数が2023年に1.1%増加し、19.9%という史上最高のシェアに到達すると予測しています。iPhone 15シリーズの投入により、今年はAppleが大きく躍進する年となるのかもしれません。
Source: 9to5Mac