Googleは、Android向けのアプリストア「Google Playストア」において、他のAndroidデバイスからリモートでアプリをアンインストールできる新機能を追加しました。
これはGoogleシステム更新の詳細の中で、ひっそりとアナウンスされたものです。今後、Playストアでは「接続されているデバイス」上のアプリをアンインストールできるとのこと。それ以上は詳しく説明していませんが、Android関連の全てのデバイス(自動車、PC、スマートフォン、テレビ、スマートウォッチ)でサポートされています。
この機能が実際にどのように使えるのか、TheSpAndroidは有効にした上で画面の画像を公開しています。
Playストアのバージョン38.8(まだ広く展開されていません)では、Playストアの「アプリを管理」セクションに、現在使っている端末とは別のAndroidデバイスに入れたアプリが表示されるようになります。その一覧から、他の端末上にあるアプリをアンインストール可能になるそう。
より具体的には、チェックボックスをタップしてアプリを選び、削除したい端末を指定。そこでは複数アプリをチェックでき、右上のゴミ箱アイコンを押すと一括してアンインストールできるとのことです。
また、名前やサイズでアプリの順番を並び替えることも可能。サイズ順に並び替えれば、他のデバイスでストレージ容量を圧迫している大きめのアプリを簡単に取り除くことができます。
この新機能のメリットは、1つには「手元にその端末がなくとも、アプリをアンインストールできる」ということ。新たなAndroidスマホを買って愛用アプリをインストールする際に、旧スマホでは使わなくなるから……と思いながら忘れることもなく、すぐその場でアンインストールが可能となります。
また、古くて処理が遅いスマホでは、アンインストールにも時間がかかることがあります。が、別の動作が軽い端末から遠隔でアンインストールできれば、待ち時間も節約できるはず。Googleが用意した新機能を、賢く使っていきたいところです。
Source:Google, TheSpAndroid
via:9to5Google