富士通クライアントコンピューティングは1月16日、2024年の春モデルとしてノートPC「MHシリーズ」の新モデル「MH55/J1」を発表しました。1月18日から提供を開始します。想定価格は17万円強(税込)です。
MHシリーズは14型のモバイルノートPC。現行モデルからディスプレイの性能やスペックなどが進化しています。
ディスプレイの解像度はWUXGA(1920×1200)ドットに向上。加えて、アスペクト比は16:10にしたうえ、画面占有率を87.4%としており、現行シリーズから表示画面が大きくなっています。
スペック面の進化では、PDDR5-5500のメモリーを搭載。現行シリーズが搭載していたDDR4から消費電力を抑えつつ性能アップが図られています。
またクリックパッドを大型化したほか、Webカメラの解像度をフルHDにしたうえにカメラシャッターを搭載するなど、使い勝手も向上しています。
スペックは、AMD Ryzen 5 7520U モバイル・プロセッサー、16GBメモリー、256GB SSD(PCIe接続)。またインターフェイスはUSB3.2(Gen2)Type-C×2(USB Power DeliveryおよびDisplayPort Alt Mode対応)、HDMI出力、ヘッドホン出力/マイク入力などを装備しています。本体サイズは313.4×223×19.8~20.4mmで、重さは約1.3kg。
なお、FMVならではのタイピングしやすいキーボードや、AIメイクアプリ「Umore」は変わらず採用されています。
FMVのなかでは仕事でも学業でも対応できるとうたうモデル。手頃な価格で国内メーカーの製品がほしい人の選択肢になる製品といえそうです。
また、MHシリーズのWeb直販モデル「WMB/J1」と、15.6型ディスプレイのAHシリーズ「WA3/J1」も同時にリリース。こちらは1月16日から富士通ショッピングサイト「WEB MART」で受注を開始しています。