サムスンは「Galaxy Unpacked 2024」で、最新フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズを発表しました。
「Galaxy S24」「Galaxy S24+」および「Galaxy S24 Ultra」には全機種とも「Galaxy AI」が搭載され、通話翻訳や「かこって検索(Circle to Search)を利用することができます。これらのAI機能がサムスンの過去モデルでも利用できるかどうか、ユーザーにとっては気になるところでしょう。
この件についてサムスンは、米Engadgetなど複数のメディアに「Galaxy AI機能の一部は、昨年のハイエンドスマートフォンやタブレットにも移植する」と告知しています。
具体的にどの製品が対象となるのか? サムスンはEngadgetへのメールで「この上半期の後半に、Galaxy S23シリーズ、Galaxy S23 E、Galaxy Z Fold5およびZ Flip 5、Galaxy Tab S9にGalaxy AIの体験を提供することを楽しみにしています」と回答しました。
つまり2024年前半には、これらスマホやタブレットにOne UI 6.1が提供され、いくつかのGalaxy AI機能がやって来るというわけです。「サムスンは一部のAI機能を既存のデバイスに移植する」と噂されていましたが、本当だったようです。
ただし、これらはグローバル版についてのことでしょう。日本ではGalaxyは複数の携帯電話キャリアが販売しており、それぞれのアップデートに時差があるため、国内では遅めになるかもしれません。
また、どのGalaxy AI機能が移植され、どれがカットされるのかも不明。とはいえ、少し古めのスマホでも最新機能が使えるのは、素晴らしいことといえそうです。