アップルから年内の登場が予測される、「M3」シリーズのチップを搭載したMacについて、海外メディアのMacRumorsがこれまでの情報をまとめています。
M3を搭載したMacとしては、「M3」「M3 Pro」「M3 Max」を搭載した「MacBook Pro」と、M3を搭載した「iMac」がそれぞれ2023年10月と11月に登場しました。先日にはM3を搭載した「MacBook Air」も発表されましたが、それ以外のMacは前世代の「M2」を搭載しています。
Mac mini
米メディアのブルームバーグは以前、次期Mac miniが登場するのは早くても2024年後半になると報じていました。一方でMacRumorsは、M3を搭載したMac miniがスキップされる可能性を指摘しており、「2025年の春にM4 Mac miniが登場するかも」と予測しています。
Mac Studio
台湾の調査会社・TrendForceによれば、Mac Studioの新モデルは2024年半ばに発売され、強力な「M3 Ultra」を搭載するとのこと。M3 UltraはTSMCの3nmプロセスの強化版「N3E」で製造され、性能と生産歩留まりの向上が期待されています。
また、ブルームバーグは、次期Mac StudioにはM3シリーズの新モデル(おそらくM3 Ultra)が採用され、最大32コアのCPUと80コアのGPUを搭載し、2024年後半に発売されると報告しています。
Mac Pro
次期Mac Proは、Mac Studioと同じくM3 Ultraの搭載が予測されています。ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者は、次期Mac Proが今年後半に登場する可能性が高いと予測しています。
このように、2024年もM3を搭載した新型Macが複数登場する可能性がまだまだありそう。個人的には、Mac ProでM3 Ultraを複数搭載し、Mac Studioと明確に差別化されることに期待したいものです。
Source: MacRumors