非侵襲性の血糖値モニタリング、つまり「皮膚に針を刺さずに血糖値を測る」ことはアップルにとっても難しく、Apple Watchに実装するまで数年はかかると言われています。
そんななか、サムスンは早ければ次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズに血糖値モニタリング機能を搭載する可能性があると報じられています。
韓国メディアのPulseによると、サムスン電子のHon Pak副社長兼デジタル・ヘルスケア部門長は、「サムスン・ヘルス」アプリの諮問委員会メンバーと面会し、デジタルヘルス業界の将来とウェアラブル機器の役割について議論したとのこと。
この会談では、ヘルスケアアプリ「Samsung Health」に使われるAI技術に焦点を当て、不整脈や高血圧とともに血糖値モニタリングなどを話し合ったと報じられています。どのように血糖値を測定するのか、具体的な技術への言及はありません。
数か月前、サムスンのモバイル部門トップも近い将来、GalaxyウェアラブルはAIを活用してデジタルヘルスを強化すると述べていました。血糖値モニタリングにもAIを応用し、ブレイクスルーを目指すのかもしれません。
Galaxy Watch7シリーズは7月上旬に、新型折りたたみスマホ「Galaxy Fold6」および「Galaxy Flip6」と同時に発表されることが予想されています。
その内蔵ストレージは前モデルから倍増し、新プロセッサーにより電力効率が50%向上するとの噂もありました。そこに血糖値モニタリング機能まで加われば、大ヒット製品になる可能性が高そうです