iPhoneのストレージ容量は、購入した後は変更できません。小さなストレージ容量のモデルを購入して、「やっぱり大容量モデルを購入すればよかった…」と後悔した経験がある方も多いはず。
そんなiPhoneユーザーを意識してか、最近、YouTubeチャンネルのKingSenerが、「iPhone 15 Pro」のストレージを自力で4倍増やした、興味深い動画を公開して話題を呼んでいます。
今回のベースとなるのは、ストレージ容量が128GBのiPhone 15 Pro。まず本体からディスプレイとマザーボードを取り外し、128GBの内蔵ストレージをドリルで削り取ります。その後、マザーボードをクリーニングし、新たに512GBの内蔵ストレージを装着。本体を組み立て直し、電源をいれると見事、512GBのストレージ容量を認識しているのが確認できます。
KingSenerはさまざまなデバイスの交換用バッテリーなどを提供していますが、今回のようなiPhoneのストレージ容量のアップグレードは、現時点では提供していないようです。
特殊な機材やパーツ、そして専門知識が必要なことから、ほとんどの人は手が出せないであろう、iPhoneのストレージ容量の自力でのアップグレード。もし製品リサイクルへの需要が今後さらに高まれば、パソコンのようにユーザーがストレージ容量をアップグレードできるスマートフォンが登場するかもしれません。
Source: KingSener / YouTube