サムスンの最新縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、広角カメラのイメージセンサーが前モデルの12MPから50MPに大きく強化されました。つまり、Galaxy Z Flip5より4倍以上もディティールが細かい写真を撮れるようになったわけです。
最近では、ポートレートモード(背景ぼかし)で2倍ズーム撮影が可能になったことが明らかとなりました。
Galaxy Z Flip5では、背面のメインカメラが12MPに留まっていたため、2倍以上の倍率で高品質の写真を撮ることができません。そのためサムスンもポートレートモードを1倍に制限せざるを得ませんでした。
しかし、Galaxy Z Flip6のメインカメラでは、等倍と2倍ズームの両方でポートレート撮影ができます。これにより撮影する際の自由度が高まり、被写体に物理的に近づく必要性が減りました。
サムスン製品情報サイトSammobileが50MPカメラで等倍と2倍ズームで撮影したポートレート写真は次の通りです。
Galaxy Z Flip6は「縦折りかつ薄型」というデザインのため、搭載できるイメージセンサーにも制約があります。超広角カメラの画素数は12MPに留まり、あいかわらず望遠カメラが積まれていません。
とはいえ、イメージセンサーが進化したことで夜景撮影もきれいになり、進化したことは確かです。ポートレート写真をたくさん撮る人にとって、Galaxy Z Flip6は最高のパートナーとなりそうです。