デジタル
2024/8/15 20:00

スマートホーム化にティーピーリンクのWi-Fi電源タップってどう? ユーザーのレビューをチェック!

スマートホーム化、進んでますか? スマホに操作アプリばかり増えてしまっている人や、イマイチ使いこなせてない人、そもそもスマートホーム化のハードルが高いと感じている人など、さまざまかと思います。

 

ティーピーリンク『Tapo P300』とは?

↑「Tapo P300」税込価格:5390円

 

Tapo P300は、TapoアプリやAppleのホームアプリと連携して、外出先からでも各コンセントのON/OFFをリモートコントロールすることができるスマートWi-Fi電源タップです。

 

4つのコンセント口に加え、USB-Aポート×2とUSB-Cポート×1を完備。USBポートはそれぞれQC3.0とPD対応の急速給電に対応し、最大20W出力の給電をサポートします。また、アプリから稼働時間を確認したりスケジュールやタイマーを設定したりすることも可能で、IoT対応の家電でなくても、このタップに接続するだけでスマートホーム化を実現できる、スマートホーム化の第一歩としても期待できる製品です。

 

今回は、このTapo P300をGetNaviの有料会員向けコミュニティサービス「GetNavi Salon」に入っているメンバー3名にご提供。実際に試していただき、その使用感について質問して、回答してもらいました。モノ好きによる等身大の使い勝手をまとめてお見せします。

 

【GetNavi Salonメンバー:Keitaroさんの場合】サーキュレーターの時間管理で活躍!

Q1:ご家庭でIoT家電や機器を導入されていますか? されているのであればどういった環境かを詳しく教えてください。

A:IoT家電や機器には以前から興味があり、スマートリモコンやAmazon Echo(Alexa)などを導入してきました。しかし、機器ごとにアプリが増えて管理が煩雑になり、結局Alexaで照明を操作する程度です。スマートリモコンでエアコンを操作していたこともありましたが、アプリのアップデートに対応できず、使用頻度は低下してしまいました。

 

Q2:「Tapo P300」を使用する前は、どのような用途を想定されていたか、具体的に教えてください。

A:サーキュレーターを遠隔操作でオンオフできるかに期待していました。時間帯で運転を制御できれば、快適な室温管理ができると考えたからです。

↑ベッドサイドで使用中。(Keitaroさん提供)

 

Q3:「Tapo P300」は実際どのような用途で活用できましたか? 活用できた場合でも活用できなかった場合でも詳細を教えてください。

A:スマートリモコンのようにエアコン操作もできれば良かったのですが、対応していない点は残念でした。音声コントロールにも期待していましたが、現状はAlexaを通して操作するのが現実的だと感じています。

 

実際に使ってみて便利だと感じたのは、時間指定によるサーキュレーターの自動運転と急速充電機能です。特に時間管理は、まさに期待通りの機能でした。エアコン操作は別途デバイスが必要なようなので、将来的に「Tapo」アプリで対応機器が増えることに期待したいところです。

 

Q4:Tapo P300のよかったところと、ここは改善してほしいというところがあれば、具体的に教えてください。

A:コードが長いため、インテリアの邪魔になる点が気になります。コードの長さ調整機能や、コードをまとめるためのマグネットなどが付いていれば、さらに使い勝手が向上すると思います。

 

全体的には、シンプルなデザインとカラーリング、USBポートにキャップが付いている点など、細部まで使い勝手に配慮されていると感じました。特にサーキュレーターの時間管理機能は、私のようにIoT家電の導入に苦戦している方にもおすすめできる機能です。

 

【GetNavi Salonメンバー:スズミチさんの場合】過充電を防げて便利だけどコードの長さや本体の厚みが気になる

Q1:ご家庭でIoT家電や機器を導入されていますか? されているのであればどういった環境かを詳しく教えてください。

A:使用している機器と用途は以下です。

・Amazon Echo Spot/Echo show 5→自室やリビングで時間、天気、通知、BGMの使用、SwitchBot ハブ2の使用など

・SwitchBot ハブ2→各部屋の電気、スマートプラグのスイッチ、エアコンやテレビのONとOFF

・SwitchBot /スイッチタイプ→部屋の照明のONとOFF

・ロボット掃除機→自室の掃除に使用

・紛失防止トラッカー→家のカギ、定期入れに付け紛失防止をしている

 

Q2:「Tapo P300」を使用する前は、どのような用途を想定されていたか、具体的に教えてください。

A:PCのモニターや配信の照明(ウォールライト)など周辺機器のON、空気清浄機やサーキュレーターの起動に使用したかったのと、スマホやイヤホンなどの充電ケーブルを差しっぱなしにして、充電したい時にONにしたかったです(過充電をしないため)。

↑EchoSpot、サーキュレーター、空気清浄機、プロジェクターに使用してます(スズミチさんの日記より)

 

Q3:「Tapo P300」は実際どのような用途で活用できましたか? 活用できた場合でも活用できなかった場合でも詳細を教えてください。

A:サーキュレーター、加湿器、ウォールライト、モニターなどは、アプリやAlexaと連動して声での起動と共に使用できたので便利でした。

 

一方で、そもそもプラグの抜き挿しだけで起動する家電は多くありません。そのため、本格的に使用するのであれば、IoT化された家電やスマート家電を選んで、Tapo P300で電源オン、さらにアプリや音声で起動までできる製品を選ぶ必要があります。(ちなみに僕が使用している空気清浄機やプロジェクタ−はTapo P300の起動の後、自分で本体やリモコンで電源を入れる必要がありました)

↑Alexaを使っているので連携して音声操作ができるようにしました

 

日常的に使う機会はありませんでしたが、スケジュール設定でON、OFFの起動ができるので、決まった時間に起動したい家電があるのであれば便利と感じました。それとは別に、自分の部屋はコンセントの位置から使用したい場所まで距離があるのでケーブルの長さが足りず、プラスで延長ケーブルが必要となってしまい、メインで活用したい場所では使用できませんでした。

 

Q4:Tapo P300のよかったところと、ここは改善してほしいというところがあれば、具体的に教えてください。

A:<良かった点>

Alexa、Apple Home、Google Homeと連携ができ、他のスマート家電と一元化できる点。過充電をしたくなかったのでスマホアプリやAlexa(Switch botハブ)などで使わないプラグの場所をオフにできるのが良かったです。また、外出時にアプリ内で好きなタイミングで電源のON、OFFができて便利でした。

 

<改善してほしい点>

他のプラグ部分が個別に設定できるので、USB部分も3か所すべて個別に設定できるようにしてほしかったです。いろいろな場所からプラグを取ってタコ足配線となるため、もう少しコードの長さがあるとうれしかったです。そして、若干厚みがあるのでもう少し、薄いと家具の後ろに入れる際に出っ張りが少なくなると感じました。

 

【GetNavi Salonメンバー:しろうちゃんさんの場合】まだ使い道は模索中だけれど…

Q1:ご家庭でIoT家電や機器を導入されていますか? されているのであればどういった環境かを詳しく教えてください。

A:エアコンはネット接続ができる物だったので、外出先から家に着く前に電源入れて部屋の温度を調整するなどのスマート化をしていました。 新居への引っ越しを機に、「SwitchBot スマート電球」を購入し、ダイニングとLDK入り口のダウンライトをSiriで操作できるようにしました。その後、「SwitchBot ハブ2」を導入し、テレビ、リビングのシーリングライト、サーキュレーター、窓際のカウンター上のスポットライトなど、リモコンで操作できる家電のリモコンをSwitchBot ハブ2に登録、iPhoneから操作とショートカットを作成してSiriで音声操作をするようになりました。

↑普段のコンセント周り(しろうちゃん提供)

 

最終的には「SwitchBot ロック Pro」を購入し、玄関のロックもスマート化! オートロックの設定のほか、玄関のインターフォンが鳴っても玄関に行かないで開錠できるし、iPhoneで鍵の状態が確認できるうえに、外出先から施錠できて便利です。

 

Q2:「Tapo P300」を使用する前は、どのような用途を想定されていたか、具体的に教えてください。

A:SwitchBot ハブ2でスマート化できていない、電源から直接つながっている家電のスマート化を想定していました。

 

Q3:「Tapo P300」は実際どのような用途で活用できましたか? 活用できた場合でも活用できなかった場合でも詳細を教えてください。

A:気づいたのが、ほとんどのスマート化できる家電はリモコン操作が可能で、SwitchBot ハブ2があればスマート化が実現できるということ。リモコン操作が可能な最近の家電は電源を直接ON、OFFする(コンセントをいきなり抜く)ことがないことにも気づきました。

 

家の中をいろいろ見てまわり、ロボット掃除機、掃除機、洗濯機、キッチン周りの家電、ONU、WiFiルータ、NAS、各種充電器など、壁のコンセントから電源を取っている家電はコンセントでコントロールできないものばかり。というわけで、今のところ落雷ガードのついたUSB付きの電源タップになりそうです。逆に「こんなとこに使えるんじゃ?」みたいな意見を聞いてみたいです。

↑開封の儀をした当時(しろうちゃん提供)

 

Q4:Tapo P300のよかったところと、ここは改善してほしいというところがあれば、具体的に教えてください。

A:良いところは、おしゃれなところ! スマートコンセントというのも(SwitchBotハブ2がない環境だと)いいコンセプトだと思います。 改善してほしい点はUSB-Cポートをもう一つ(最近はUSB-Cが増えて来たので)と、もう少し容量が大きかったらと思います。

 

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