アップルが、「M4」チップを搭載した「iPad Pro」向けの「iPadOS 18」の配信を一時停止していると、海外メディアのMacRumorsが報じています。
2024年5月に発表されたM4 iPad Proは、Macに先駆けて「M4」チップを搭載。本体は大幅に薄型軽量化され、新しい「Magic Keyboard」や「Apple Pencil Pro」も登場しました。
iPadOS 18は9月16日(日本時間では17日)にリリースされましたが、海外掲示板のRedditには「インストールのプロセスが中断された」「iPad Proの電源が入らなくなった」などの報告が寄せられました。問題が発生したユーザーは自分では解決できず、ストアでiPad Proを交換してもらう必要があったそう。
このような事態を受けて、アップルはMacRumorsに「少数のデバイスに影響を与えている問題を解決するため、M4 iPad Pro向けのiPadOS 18のアップデートを一時的に削除しました」と声明を出しているのです。
著者が所有しているM4 iPad Proには既にiPadOS 18をインストールしておりますが、幸いなことに不具合には遭遇していません。とはいえ、安心して利用できる修正版のiPadOS 18の登場を待ちたいものです。