サムスンは縦折りの廉価スマートフォン「Galaxy Z Flip FE」を2025年に発売すると噂されています。それとともに標準モデル「Galaxy Z Flip7」も登場する見通しですが、両機種の搭載チップが分かったと著名リーカーが主張しています。
同社の未発表製品に詳しいJukanlosreve氏は、Galaxy Z Flip FEはサムスン製チップ「Exynos 2400e」を、Galaxy Z Flip7は未発表の「Exynos 2500」を搭載するとXで述べています。
Z Flip FE Exynos 2400e (IPoP)
Z Flip 7 Exynos 2500There are rumors circulating that the Exynos 2400 might be featured in the Z Flip 7, but I do not agree with this speculation.
— Jukanlosreve (@Jukanlosreve) November 22, 2024
Galaxy Z Flip FEに搭載されるというExynos 2400eチップは、Galaxy S24 FEにも搭載されていました。フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズが採用したExynos 2400と同じアーキテクチャで、少しクロック速度を落としてコストを削減したものです。サムスンが手ごろな価格を実現しようとするうえでこのチップを採用するのは自然なことでしょう。
それでも、Exynos 2400eはかなり強力なチップであり、ウェブを見たり軽いゲームをしたりするうえでは、ほとんどExynos 2400に遅れを取っていません。実際、Galaxy S24 FEでも性能の高さは証明済みであり、Galaxy Z Flip FEにとってよい選択と言えそうです。
一方、Galaxy Z Flip7は、今回の噂が正しければ自社製チップを採用することになります。今年発売されたGalaxy Z Flip6はクアルコムのSnapdragon 8 Gen 3チップを搭載していました。サムスンは戦略を転換しているのかもしれません。
Exynos 2500は、次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズへの搭載が噂されていたものです。最近ではGalaxy S25は全モデルがSnapdragon 8 Eliteを搭載すると予想されていますが、その代わりに自社製チップは折りたたみスマホに採用されるのかもしれません。
Source: Jukanlosreve (X)
via: GSMArena