使う前に腕立て伏せ!? スマホが面倒になる依存対策アプリ「Clearspace」とは?

ink_pen 2025/4/24
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使う前に腕立て伏せ!? スマホが面倒になる依存対策アプリ「Clearspace」とは?
佐藤まきこ
さとうまきこ
佐藤まきこ

大学時代に細胞培養の研究を専攻した後、メディア・広告の世界へ。雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。ハワイ、オアフ島在住。Instagram: @hawaii_milestone

スマートフォンを触る時間を少しでも減らしたい! そんな方は、あらかじめ設定したミッションを達成しないとスマホを使えない、ちょっぴり強制的なアプリを使ってみてはどうでしょう?

↑腕立て伏せをしないとアプリを使えない。

 

2024年1月、米タイム誌はSNSとの関係をリセットする方法を記事で取り上げました。スマホやSNSの使用を見直す方法として様々なツールを専門家に挙げてもらっていますが、その一つが「Clearspace(クリアスペース)」というアプリでした。

 

これは、スクリーンの使用時間を減らすために開発された物。アプリを起動したりウェブサイトを開いたりする際、あるミッションの遂行が要求されることで、簡単にアプリやウェブサイトを閲覧できない設計になっています。利用を制限したいアプリやウェブサイトは自分で自由に設定可能。

 

さらに、このアプリがユニークなのは、アクセス前に求めるミッションを、深呼吸やエクササイズといった内容から設定できること。例えば、「●●のアプリを使う前に、腕立て伏せを10回行う」と設定すれば、腕立て伏せを終えなければアプリを起動できないように制限されてしまうのです。

 

慣れないうちは「イライラがつのりそう……」と思ってしまうかもしれませんが、ミッションをこなすことが当たり前になれば、スマホの使用時間を抑えながら健康にもなれそうですね。

 

また、「●●のアプリを開くのは、今日は▲回目です」というように、アプリの使用回数も表示されます。無意識にスマホを使っている現代の私たちにとっては、そんな行動を可視化するだけでも、改めてスマホとの向き合い方を見直すきっかけになるかもしれません。

 

スマホを使わない日を作ったり、アプリを削除したりすると、それだけ反動が大きくなりそうですが、こんなアプリで少しずつ制限できれば、スマホといい距離感を保てるようになるかもしれないですね。

 

【主な参考記事】

Time. 9 Ways to Reset Your Relationship With Social Media. January 16 2024

Trendhunter. Clearspace Requires Exercise to Unlock Apps and Reduce Mindless Scrolling. April 2 2025

 

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