たった1万4000円!「ロボットアーム」が低価格で作れる理由とは?

ink_pen 2025/5/6
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たった1万4000円!「ロボットアーム」が低価格で作れる理由とは?
佐藤まきこ
さとうまきこ
佐藤まきこ

大学時代に細胞培養の研究を専攻した後、メディア・広告の世界へ。雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。ハワイ、オアフ島在住。Instagram: @hawaii_milestone

わずか100ドル(約1万4000円※)でロボットアームを購入できる時代がやってきました。

※1ドル=約144円で換算(2025年5月2日現在)

↑低価格で作れる「SO-101」(画像提供/ClementDelangue/X)。

 

このロボットアームの販売を行っているのは、AI開発のプラットフォームを展開することで知られる、米ニューヨークを拠点とするスタートアップのハギング・フェイス(Hugging Face)。

 

フランスのロボット企業、ザ・ロボット・スタジオと提携し、2024年10月から約100ドルで「SO-100」と名付けられたロボットアームの販売が始まったのです。その後継となる「SO-101」の販売も先日から始まりました。

 

SO-101は3Dプリンターで製作できて、アームにカメラが搭載されており、AI技術によって学習も可能。レゴブロックを拾ってごみ箱に入れるという作業もできるそうです。

 

それだけの機能があって、基本価格は100ドル。関税の影響を受けるため、サプライヤーによって販売価格は異なりますが、だいたい100ドル~500ドル程度(約1万4000円~7万2000円)で販売されるとのこと。

 

従来なら数百万円以上がかかっていたロボットを、これだけの低コストで導入できるとあって、世界に驚きをもたらしています。

 

SO-101はハードウェアもソフトウェアも完全にオープンソースで公開されているため、幅広いユーザーの利用が見込まれており、この分野のさらなる発展に貢献していくかもしれません。

 

【主な参考記事】

TechCrunch. Hugging Face releases a 3D-printed robotic arm starting at $100. April 28 2025

 

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