大作が来る? Xboxが「本当に画期的な」プロジェクトを日本で進行中

ink_pen 2022/4/21
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大作が来る? Xboxが「本当に画期的な」プロジェクトを日本で進行中
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

日本でのXboxパブリッシングチーム(サードパーティの開発者との連携を担当する部署)の責任者であるマット・スミス(Matt Smith)氏が、日本のチームは「成長中」であることをツイートで宣言しました。

↑なにやら日本で大きいことを企んでいる模様

 

そればかりかスミス氏は、「トップクラスの開発者」とともに作業をしているとして、「本当に画期的な」プロジェクトが進行中であることも明らかにしています。

 

スミス氏はツイートを連投して日本のXboxパブリッシングチームが精力的に動いていることを仄めかしていますが、実際に何に取り組んでいるのか推測するのは困難。

スミス氏はシニアテクニカルプロデューサーやソフトウェアエンジニア、シニアソフトウェアエンジニア、シニアゲームビルドエンジニアの募集を発表しているものの、「どんなゲーム開発を得意としている(経験してきた)か」と人材を絞り込んでいるわけではないからです。

 

ただし、マイクロソフトがベセスダ・ソフトワークスの親会社ZeniMax Mediaを買収した後、Xbox事業と三上真司氏(初代『バイオハザード』生みの親)のTango Gameworks(ベセスダの『サイコブレイク』などを開発)と接近していることは注目に値するでしょう。三上氏は昨年のTGS(東京ゲームショウ)のプレゼンで、Xbox事業トップのフィル・スペンサー氏と並んで登場したこともありました。

 

また三上氏も小規模なゲームを開発したいと語っていたことや、前述のTGSにおけるプレゼンで『サイコブレイク2』のディレクターが何か新しいものに取り組んでいることを明かしていました。

 

ほかにも、1年以上前に大手メディアBloombergが「マイクロソフトが日本のゲームファンを獲得するため、国内に拠点のあるゲーム開発会社に買収を打診している」と報じていたこともあります

 

なにか日本向けの新作ゲームがあるのか、それとも国内で有名ゲーム会社を買収したとの発表があるのか、続報を待ちたいところです。

 

Source:Matt Smith(Twitter)

via:Gamesradar

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