PSPのデザインからヒント! 携帯ゲーミングPC「GPD Win 4」が新発表

ink_pen 2022/9/15
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PSPのデザインからヒント! 携帯ゲーミングPC「GPD Win 4」が新発表
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

元祖・携帯ゲーミングPCといえるGPD社が、PSPやPS Vitaのような新型マシン「GPD Win 4」の情報を解禁しました。ディスプレイは16:9の6インチ(1920×1080)を採用し、重さは500g前後とされています。

↑ますますPSPに似ているGPD Win 4(画像提供/GPD)

 

このGPD Win 4は、2021年に発売された「GPD Win 3」の後継モデルに該当。ふだんはニンテンドースイッチのようにゲームパッドで遊ぶことができ、液晶画面を上にスライドすればキーボード部分が現れる仕組みも引き継いでいます。

 

前モデル以上にPSPに似ているように思えますが、GPD公式の説明では「PSPの両端の丸いデザインからヒントを得て、握るときの力を分散」させられるそう。

 

最新モデルは、CPUにAMDのRyzen 7 6800Uを搭載し、内蔵のRadeon 680M統合GPUにより、外出先でも優れたグラフィック性能を実現。またUSB Cポートを通じてeGPU(外付けGPU)にも繋ぐことができるため、自宅では処理が重いゲームも(追加の投資をすれば)遊ぶことができます。

 

また、メモリは最大32GBを搭載でき、内蔵SSDは最大2TB。無線としてはWi-Fiのほか4G LTEオプションも用意されており、いつでもどこでもオンラインプレイをしたり、ゲームをダウンロードしたりできるとのこと。

 

さらに、GPD Win 3から引き続き「光学式フィンガーナビゲーション」も搭載され、パッドには向かないマウスのような操作も可能です。ほかにも指紋認証センサーが内蔵されており、ロック解除のパスワードを打ち込む必要もありません。

 

本体のカラーバリエーションは、ブラックとホワイトの2色。まだ発売時期や価格は公表されていませんが、これまでのGPD WinシリーズはクラウドファンディングのIndiegogoで資金を集めた後に、米アマゾンなど大手小売店を通じて販売されてきました。今後の続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:GPD(Twitter) 
via:Gizmochin

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