音楽ストリーミング大手のSpotifyは9日(米現地時間)、Apple Watch向け公式アプリをアップデートしたことを発表しました。最新アプリは楽曲ライブラリのインターフェースやブラウジング、ポッドキャスト機能などがアップデートされ「新しく改善されたリスニング体験」を特徴としているそうです。
これはSpotify公式ブログにて発表されたもの。それによれば、ライブラリ(Your Library)のインターフェースが一新され、お気に入りの音楽やPodcast番組へ簡単にアクセスしやすくなったそうです。またオフラインで聞くために楽曲をダウンロードすることも、わずか数回のタップで素早くできるようになったとのこと。
またアプリ全般でアートワークやアニメーションが大きくなって見やすくなり、スワイプで「いいね!」を付ける機能が追加されるなど、インターフェースも洗練されて生まれ変わっていると謳われています。
なお9月にwatchOS 9が配信された直後、Spotifyは音楽ストリーミングが機能しなくなるとして、アップデートしないように呼びかけていたことがあります。そちらは、10月に配信されたwatchOS 9.0.2で解決済みです。
もっともSpotifyのブログ記事では、2年近く前に発表されたロスレスストリーミングサービス「Spotify HiFi」には触れられていません。もっとも、Spotifyがユーザーからアンケートを取っており、まもなく登場では? との噂もあります。そちらの続報も待ちたいところです。