今年も12月31日に開催されるNHK紅白歌合戦ですが、東京・渋谷のNHKホールではそのリハーサルがすでに始まっており、多くの歌手やアーティスト、アイドルグループがステージで音合わせを行っています。今回は、メディア向けに公開されたリハーサルの模様と、各アーティストのコメント取材の様子をお届けします!
乃木坂46・齋藤飛鳥さんの紅白ラストステージに注目!
28日のリハーサルには、年末で活動終了する齋藤飛鳥さんのラスト紅白として注目を集める乃木坂46が登場。齋藤さんが初センターとなった思い出の曲「裸足でSummer」では、齋藤さんをはじめとするメンバーの思い出の映像をバックにパフォーマンスをします。
キャプテンの秋元真夏さんは「今年5月に10周年ライブをやって勢いをつけてやってきた1年を紅白で締めくくれるのはうれしい」とコメント。齋藤さんは「みんなでステージに立てることがうれしい。見てくださる人にキラキラをお届けできるように、とにかく明るく楽しくやりたい」と、紅白でのラストステージへ向けて思いを語りました。
日向坂46は、2ndシングル「ドレミソラシド」の収録曲である「キツネ」を披露。今年きつねダンスで盛り上がったファイターズガールがバックで応援するなか、手でキツネを表現した振り付けで楽しく踊ります。
メンバーの佐々木久美さんは「キツネという曲はシングルの収録曲なんですが、ライブでは定番曲なのでファンの方なら知っている人も多い。知らない方にも、日向坂46ってこういう曲も歌うんだとアピールできたら」とコメント。小坂菜緒さんは「このタイミングでキツネを歌うと思ってなかったのでビックリ。盛り上がる曲なので頑張りたい」と、メンバーも驚きの選曲だったと語っています。
ジャニーズからは6組が出場
ジャニーズからは今回6組が出場。そのうち3組が28日にリハーサルを行いました。来年メンバー3人が脱退することが発表されたKing & Princeの平野紫耀さんは「『ichiban』で出演させてもらえるとは予想していなかった。いい年越しになるようなパフォーマンスを見せたい」と意気込みを語っていました。
その意気込み通り、リハーサルのステージでは圧巻のダンスパフォーマンスの様子が一部披露され、5人での最後の紅白ステージへの期待が高まります。
同じくジャニーズからは、初出場となるなにわ男子も登場。デビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」を歌うフレッシュな姿は、見ているだけで笑顔になってしまいそう。
今年デビュー25周年を迎えたKinKi Kidsの2人は、「25th Anniversary Medley」としてデビュー曲の「硝子の少年」を含むメドレーを披露。KinKi Kidsは1999年にコーナー企画のプレゼンターとして「フラワー」を歌っていますが、実は初出場は6年前の2016年。今回が2回目の出場となります。
紅白出場への意気込みを質問されると、「25周年という記念の年に出場できて、見てくださる人に感謝の気持ちを届けたい」(堂本光一さん)、「コロナ禍の影響を受けた一年でしたが、そんななかでライブできたのも、支えてくれたスタッフや見に来てくださったファンのみなさんのおかげ。来年からもそんな思いに恩返しできたら」(堂本 剛さん)と、とにかく“感謝”という言葉が多く使われたのが印象的でした。
このほか、今年前半の朝ドラ「ちむどんどん」の主題歌を歌った三浦大知さんや、初出場となるBE:FIRSTのリハーサルの模様も披露されました。
今年の紅白歌合戦は12月31日の午後7時20分からNHK総合ほか、NHK BS 4K、NHK BS 8K、NHKラジオ第1などで放送されますので、注目のアーティストたちのステージをお見逃しなく!
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