中国のカメラが「AIロボット」の驚愕の行動を捉えた!

ink_pen 2024/11/24
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中国のカメラが「AIロボット」の驚愕の行動を捉えた!
佐藤まきこ
さとうまきこ
佐藤まきこ

大学時代に細胞培養の研究を専攻した後、メディア・広告の世界へ。雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。ハワイ、オアフ島在住。Instagram: @hawaii_milestone

自ら考えて行動する、人工知能(AI)。そんなAIならではの特徴が裏目に出る珍事が発生しました。AIロボットが仲間のロボットを説得して、仕事を放棄して家に帰ってしまったというのです。

↑帰るなー!

 

この様子を捉えたのは、上海のショールームにあるカメラ。ショールームには5〜6台のロボットが展示されているのですが、夜間と思われる人気のない時間帯に事件は起こりました。

 

1台のロボットが「まだ残業?」と、他のメーカーのものと思われる別のロボットたちに話しかけると、「僕らの仕事は終わることはないんだ」と別のロボットは答えます。でも最初のロボットは、他のロボットたちに近寄って「帰る?」と、誘っているのです。

 

まるで「もう仕事なんて終わりにしちゃって、帰ろうよ」と、言っているようです。

 

すると、その言葉に心が動いてしまったロボットが1台、さらにもう1台と、最初のロボットの後を追うようにしてショールームを後にして出ていってしまったのです。

 

この珍事が起きたのは8月のことですが、つい最近になって公表されました。当初は、中国のSNSで話題になったことから、作り話と考えられていましたが、上海のロボットチームは「実際にロボットが誘拐された」事実を認めたのです。

 

どうやら「帰ろうよ」と周りのロボットに最初に声をかけたのは、「Erbai」と名付けられたモデルで、他のロボットを説得するように事前に命令されており、この“誘拐”シーンはテストのつもりで行われたのだとか。

 

人間が試験的に仕組んだというこのシーンですが、未来のAIは人間の想定を超えた行動を起こしかねないと、ドキッと感じた人も多かったかもしれません。

 

【主な参考記事】

The Sun. BOT UPRISING Watch moment AI robot leads REVOLUTION as it convinces bot army to ‘quit your jobs’ before leading them out of showroom. November 20 2024

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