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2017/4/28 20:00

名作スニーカー復刻&アップデートの波は80年代へ! 30年前のランナーに愛されたリーボックの名作に肉迫

1985年に「Reebok(リーボック)」から登場した「GL6000」。軽量性と安定性に特化したランニング向けのモデルで、当時のシリアスランナーたちにこよなく愛された名作です。そして、GL6000を現代風にアップデートさせた「GL 6000 PT」が2017年の初夏モデルとして登場しました。

 

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今作最大の特徴は、サポート性や無理なプロネーション(※)を防ぐように設計されたヒール構造にあります。部分的に配した2層のミッドソールがクッション性と着地時&蹴り出しの安定性を確保。さらには、屈曲性と正確な足の運びを可能にする「Flex wave(フレックス ウェーブ)」を採用しています。

※)手首や足首が内側にねじれること。

 

まさに、当時のトップランニングモデルだった「GL 6000」。製品名にもあるGLは“Go Light”の略で、その名のとおり軽量性とともに軽快に走るランナーをサポートする1足というわけです。それでは、30年のときを経てアップデートされた「GL 6000 PT」の細部をご覧いただきましょう!

 

80年代の雰囲気が漂うシンプルなデザイン!

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アッパーには、春夏のコーディネイトにぴったりなピッグスキンヌバックを採用。滑らかな肌触りでシックな雰囲気に仕上げられています。

 

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テキスタイル部分の一部には反射素材を使用。ダークトーンのカラーリングのなかにも、遊び心が光る一足となっています。

 

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こちらが前述のヒールカップ。足が着地する際にかかとを安定させることで、負担のかかるプロネーションを防ぐように設計されています。

 

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一言でいうと、非常に歩きやすいです。オリジナルモデル発売当時のシリアスランナーたちから、熱い支持を得ていたのもうなずけます。一度履いただけで、軽快かつ安定した足運びが実感できました。

 

昨今では、復刻アップデートの波が1980年代の名品にまで及んでいます! ですが、1980年代は我々アラフォー男子でもまだまだちびっこのころ。ましてや、当時の日本では「リーボック」というブランドを見たり聞いたりすることはほとんどなかった時代です。ですので、復刻とはいってもその印象は新鮮そのもの! ピッグスキンのシックな質感も加わって、より大人っぽくていまっぽい一足へと仕上がっていました。

 

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Reebok CLASSIC GL 6000 PT

1万5120円

1985年に登場し、シリアスランナーに愛された「GL6000」の復刻モデル。軽量性、安定性に特化したモデルをベースに、ピッグスキンヌバックのアッパーでより現代風にアップデート。

 

【URL】

リーボック クラシック http://reebok.jp/classic/