本記事では雨天時も快適に履けるスタイリッシュなウォータープルーフスニーカーを厳選格付! 汎用性の高いモデルに高評価が下されました。
雨天時は靴下が濡れる! という心配はもういらない
雨天時の外出でストレスなのが、靴の中に浸水して、靴下まで濡れてしまうこと。そんな最悪の事態を避けるため、レインブーツを履いている人も多く見かけますが、長時間レインブーツを履くのは「重たいし、蒸れる」という声も少なくありません。梅雨時期に1足は揃えておきたいのは、防水透湿性に優れ、なおかつ普段履きしやすいデザインのスニーカー。スタイリストの近澤一雅さんは傾向をこう語ります。
「最近はアウトドアブランドからもカジュアル使いしやすいウォータープルーフスニーカーが登場。ライフスタイル系のブランドからもゴアテックスなどの機能素材を搭載した雨に強いシューズが続々リリースされています」
トレンドは、ライニングに防水透湿素材を搭載することで、アッパー素材は濡れてもシューズ内部には水が染み込まないという構造。さらに、防滑性の高いアウトソールやクッション性に優れたミッドソールを採用し、安全で快適な歩行を提供するモデルも注目です。
雨の日は靴下が濡れてイヤ、という時代はもう終わり。最強の一足を選んで、雨の外出を楽しみませんか。
【最新トレンド01】
防水透湿素材をライニングに採用
アッパーのライニングにゴアテックスなどの防水透湿素材を搭載することで、シューズ内部に水が浸入してこない構造を採用。メーカーが独自開発した機能素材も注目です。
【最新トレンド02】
防滑機能のあるアウトソール
雨天時はスリップしやすい路面が多くなります。転倒を避けるため、グリップ力の高いビブラム社製のアウトソールを搭載するなど、各社こだわりの防滑機能に注力しています。
【押さえるツボ01】
街履きするならローカットをチョイス
ウォータープルーフを謳うシューズは、防水力を高めるためにハイカットが多いが、汎用性は低くなります。普段の着こなしにマッチしやすいローカットがオススメです。
【押さえるツボ02】
インソールにもこだわり履き心地の良さを追求
長時間の歩行でも快適な履き心地をキープするには、インソールの機能にも着目。足裏の形状にフィットし、透湿性が高くドライ感を持続するものを選びましょう。
【オススメモデル01】
防水透湿素材をまとった新色レザーが登場!
クラークス オリジナルズ
トライジェニック
ドライ ゴアテックス
2万7000円(2017年8月上旬発売予定)
ライニングに搭載したゴアテックス(R)ファブリックス には1cm2あたり14億個以上の孔があり、優れた防水 性と防風性、そして透湿性を発揮。3つのパートで形成されたEVA製アウトソールにより、軽く屈曲性に優れた快適な履き心地を提供します。
ソールが分離していることで柔軟性を生み、心地良い歩行を提供。安定性も確保し、長時間着用しても快適です。
アッパーの縫製糸やシューレース、さらには芯材などの副資材にも、水を吸い上げにくい素材を採用しました。
現在入手できるのはスエード素材のブラック。スタイリッシュなルックスでこちらもアリです。
【評価】格付:S
防水性:4、通気性:4、軽さ:3.5、汎用性:5、クッション性:4
革素材なのに水に強いというギャップに脱帽
「きれいめな着こなしにもハマる、革素材のドレスシューズ顔が魅力。アウトソールが分離していて、歩行時に柔軟性を感じた点も評価」(近藤さん)
【オススメモデル02】
アウトドアの機能をタウン仕様に昇華
コロンビア
ワイルドPDX XSタフ オムニテック
1万4580円
防水透湿効果の高い「オムニテック」に加え、ミッドソールにはクッション性が高い「テックライト」を採用。片足322g(27.0cm)と軽量で、履き心地も快適です。都会的なデザインに、アウトドアブランドならではの機能が凝縮。
「ビブラム・エックスエスシティ」を搭載。濡れたタイルなど、都市部での滑りやすい環境下に対応します。
ライニングにコロンビア独自の「オムニテック」テクノロジーを搭載。防水膜により水の浸入を遮断します。
【評価】格付:A
防水性:4、通気性:3.5、軽さ:4、汎用性:3.5、クッション性:4
見た目以上のアウトドアスペックが◎
「ぱっと見は普通のカジュアルシューズですが、機能は立派なアウトドア仕様。コロンビアの実力を街履きで実感できる絶好のモデルです」(近藤さん)
【オススメモデル03】
足を濡らさない完璧なウォータープルーフ
パラディウム
パンパ オックスフォード パドル ライト WP
1万2744円
非吸水処理を施したメッシュ素材を外側に採用したレインシューズ。防水性のライニングを内蔵し、水の中に24時間浸けても中に水が染み込んできません。同様の防水性を誇るラバーブーツと比べて圧倒的に軽く、蒸れにくいのが特徴。
アッパーの縫い目にもテープ処理を施し、水の浸入をほぼ完全にシャットアウト。信頼のウォータープルーフモデルです。
超軽量な樹脂ソール「テックライト」を採用し、まるで足袋を履いているかのような履き心地。ソールは分厚く安定感があります。
【評価】格付:A
防水性:4.5、通気性:3、軽さ:4.5、汎用性:4、クッション性:3.5
軽量性に優れ水たまりもOK!フェスでも活躍
「今回のラインナップの中で、一番軽く感じたモデルがこれ。水たまりに入っても問題ない優れた防水性は、フェスやキャンプでも活躍」(近藤さん)
【オススメモデル04】
撥水と防水の2段階仕様で汚れもつきにくい!
アサヒ ウォークランド
WLD 041GT
1万6200円
東レの撥水加工処理が施されたナ イロン糸で編んだアッパーは、水 はもちろん水溶性の汚れも弾きます。 ライニングには「ゴアテックス(R)ファブリックス」を使用。靴内部へ の浸水をほぼ完全レベルで防ぎ、 高い透湿性を誇ります。
バルカナイズ製法で仕上げられたソール部分。熟練職人の手作業で製靴するため、型崩れしにくく足に馴染みます。
波状のスリットが入ったゴム製ソール。歩行時の屈曲により溝が開閉して路面の水を切り、滑りを防ぎます。
【評価】格付:A
防水性:4、通気性:4、軽さ:3、汎用性:4、クッション性:3
雨の日に白スニーカーを履けるのは画期的
日本人の足にマッチする作りと、着こなしを選ばないシンプルなデザインが魅力。雨天時に汚れを気にせず白スニを履けるのがうれしい!(近藤さん)
【オススメモデル05】
街履きにも対応するアスレチックシューズ
キーン
エーフレックスウォータープルーフ
1万7280円
キーンのDNAであるトゥ部分のプロテクション機能、独自の防水透湿素材、アスレチックシューズならではのサポート性&クッション性など、様々な要素を備えた一足。多機能なうえにスリムな形状で、街履きにもマッチしやすいです。
シューズ内部にキーン独自の防水透湿素材「キーン・ドライ」を採用。アッパー素材は濡れてもシューズ内部は濡れません。
ヒール部分のミッドソールには、衝撃吸収性と安定性を高次元で両立させたユニットを搭載。履き心地抜群で歩きやすい!
【評価】格付:A
防水性:4、通気性:4、軽さ:2.5、汎用性:3、クッション性:4.5
雨の日もアクティブに歩き回れる一足
防水性と通気性の高さは、さすがアスレチックシューズ。圧縮成型EVAミッドソールの履き心地の良さとクッション性も評価ポイント。(近藤さん)
【チェック&解説してくれた人】
スタイリスト・近澤一雅さん
スポーツをはじめ、アウトドア系のスタイリングで活躍。今回は普段履きできるデザインを厳選してもらいました。