ここのところ、「デザイナーのイメージが色濃く反映されたブルガリ&グッチ」「ノモス グラスヒュッテの定番たちが“らしく”リニューアル!」「シャネルが初めてづくしのメンズウオッチを発表!」などバーゼルワールドの現地レポートをお届けしていますが、コスパという面に絞った時計を紹介します! ここでは、30万円以下の4本をピックアップ。
①オリス アートリエ
1本目はオリス/アートリエ(18万円・予価)。ベーシックな三針モデルにデイト(日付)表示付き。薄型なのでスーツにも合ううえ、ダイアルに施されたギヨシェ彫りがさらに格上げしてくれます! これで20万円切るとは恐れ入ります。
②ジン 556.JUB
お次は、ジンの556.JUB(22万円・予価)。こちらは、55周年記念モデルで、やや赤みがかったグレーダイアルが珍しいです。ケース径38.5mmと日本人の手首にもフィットするサイズ感なのでかなりオススメ! 三連ブレスの磨きもなかなか良かったです。
③カシオ G-SHOCK MT-G
続いて、カシオのG-SHOCK MT-G。ベースのローズゴールドカラーにIP(イオンプレーティング)加工を施し、デニムのようなエイジド加工がなされています。金属をエイジドさせるのは、腐食などの悪影響があるため時計界ではG-SHOCKくらいしかできません。風合いもかなりよく、しかもGPSハイブリッド電波ソーラーも搭載。これで21万5000円とは、国産時計って日本人が気づいてないだけで、圧倒的にコスパが高いです!
④ミシェル・エルブラン
最後はクオーツになりますが、ただのクオーツではありません。こちらはミシェル・エルブランというフランスのブランドの逸品。白文字盤にはサンドブランスト加工がされており、フランスらしい、エスプリの効いたデザインに仕上がっています。クオーツということもあり、5.9mmという驚愕の薄さ(普通10mmくらいになるもの)を実現しつつ、価格はなんと3万9800円! 今回のバーゼルで最も驚いた製品です。なお、自動巻きムーブメント搭載のモデルでも12万8000円とのことで、そちらも十分すぎるほどハイコスパです。