休日は手元からカッコつけたい! おすすめのハイスペなスチール腕時計

ink_pen 2023/10/1
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休日は手元からカッコつけたい! おすすめのハイスペなスチール腕時計
GetNavi編集部
げっとなびへんしゅうぶ
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「新しくていいモノ」を吟味して取り上げる新製品情報誌。生活家電とIT・デジタルガジェットを柱に、モビリティから雑貨・日用品、グルメ・お酒まで、モノ好きの「欲しい!」に答える。

お気に入りの腕時計で飾りたい。休日をアクティブに過ごすのであれば、 外装素材にこだわりのあるモデルをオススメする。まずはステンレスの中でサビにめっぽう強い904Lスチール。マテリアルの大定番ステンレスは種類が豊富で、グレードにより価格差が生じる。「904Lスチール」はその最高峰とされ、高硬度なうえ耐食性が高く、夏場から秋の着用にも適する。ポリッシングによって光沢を持つことも特徴だ。

※こちらは「GetNavi」2023年9・10月合併号に掲載された記事を再編集したものです。

 

904Lスチールを採用する ハイスペックモデルに熱視線

ステンレスはポリッシングによって光沢を放つ一方、傷が目立ちやすいというデメリットを持つ。一長一短ではあるが、特殊な904Lスチールは一般的なステンレスより硬く、腐食に強く、美しさも兼ね備えたマルチな金属である。

 

これまで904Lスチールは、高価なうえ加工技術が求められることからロレックスなどのごく限られた高級時計が使用してきた。しかし近年、比較的に手の出しやすい価格帯の時計にも波及しており、ボール ウォッチやジンからも登場している。両社は904Lスチールの市場ニーズから採用の割合を増やしており、同時に自社の技術の高さをアピールしている。

 

なお、ともにプロフェッショナルウオッチを標榜しており、テクノロジーのうえで最先端を走る存在でもある。例えば紹介している両機は、スマホなどが放つ磁気に対して8万A/m(1000ガウス)もの耐磁機能を有している。そのため休日時計としてだけでなく、仕事時計としても信頼が置ける。

 

【その①】 回転ベゼルまで904Lスチールのハイコスパモデル

ボール ウォッチ

エンジニアⅢ アウトライアー

904Lスチール製ケースに、短針が単独可動する自社ムーブメントを搭載したGMTウオッチ。海外への渡航時や連絡時に便利な第2時間帯表示を備える。暗闇では針と文字盤に配された自発光マイクロ・ガスライトが読み取りを助ける。自動巻き。直径40mm。200m防水。

高機能かつ光沢感が一級品

↑2クロム、モリブデン、ニッケルの含有率が高く、サビに強いことも「904Lステンレス」の特徴。さらに磨き上げることで、強い光沢を放つ

 

【その②】シンプル時計が秘める驚くべき高機能

ジン 856.B

ドイツブランド「ジン」では一部モデルを除き、表面硬度を高めるテギメント加工を施したステンレスモデルには904Lスチールを採用。856.Bはその代表作だ。航空時計スタイルの剣型針やアラビア数字インデックスを採用。自動巻き。直径40mm。20気圧防水。

↑文字盤、リング、裏蓋に軟磁性素材を用いて耐磁性を上げる「マグネチック・フィールド・プロテクション」(写真上)や、内部の湿気を除去する「Arドライテクノロジー」(写真下)を搭載。テギメント加工を含め、究極的な実用時計として開発されている
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