とにかく薄くしたい! Galaxyの次期「Z Fold7」と「G Fold」が内部にチタンを導入する可能性が浮上

ink_pen 2025/5/21
  • X
  • Facebook
  • LINE
とにかく薄くしたい! Galaxyの次期「Z Fold7」と「G Fold」が内部にチタンを導入する可能性が浮上
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンが次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と、同社初の三つ折りスマホ「Galaxy G Fold」にチタン素材を採用すると、韓国のサプライチェーン情報筋が伝えています。

↑とにかくもっと薄くしたい。

 

韓国のテクノロジー業界専門メディア・The Elecによると、両モデルは2025年下半期に発売予定で、内部の支持構造にあたるバックプレートにチタンを使用するとのこと。Galaxy S25 Ultraでは側面フレームにチタンが使われていますが、それとは異なる部位への採用となります。

 

折りたたみスマホにチタンを導入することは今回が初めてではありません。サムスンはすでに、中国および韓国向けに限定販売された「Galaxy Z Fold Special Edition」のバックプレートにもチタンを使っています。

 

ここでいうバックプレートとは、ヒンジ(折りたたみ軸)とディスプレイパネルの間を支える重要な部品のこと。Galaxy Z FoldやFold2ではステンレス、Fold3以降ではカーボンファイバーが使われてきました。チタンは加工が難しいものの、軽くて強度が高く、薄型化にも適した素材として注目されています。

 

今回の報道によれば、Galaxy Z Fold7およびGalaxy G Foldは、スタイラス用のデジタイザーを非搭載とすることでさらなる薄型化を図るそう。これは、先に登場したGalaxy Z Fold Special Editionと同様の設計方針です。Sペンへの対応を一時的に見送ることで、筐体の薄さを優先する形です。

 

一方、サムスンディスプレイは、デジタイザーなしでもスタイラス入力が可能な有機ELパネルの開発を進めているものの、Z Fold7やG Foldにはまだ採用されない見通しです。そのため、今後のGalaxy Z Foldシリーズは一時的にSペン非対応となり、将来のモデルで復活するかもしれません。

 

Source: The Elec

via: SamMobile

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で