次期「Galaxy S26 Ultra」、Sペンと引き換えにQi2を導入?

ink_pen 2025/7/1
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次期「Galaxy S26 Ultra」、Sペンと引き換えにQi2を導入?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンの次期フラッグシップモデル「Galaxy S26 Ultra」でSペン(スタイラスペン)の仕様が大きく変わるという噂が流れています。

↑Sペンを捨ててQi2を導入?

 

著名リーカーのPandaFlash氏は、Galaxy S26 Ultraでは従来のSペン用デジタイザー(画面下にある専用センサー)が廃止され、Sペン入力技術が刷新される可能性が高いとXで述べています。これにより、本体内部のスペースに余裕が生まれ、Qi2規格の磁気リングを内蔵できるようになる模様。

 

Qi2とは、アップルのMagSafeのようにマグネットを使ったワイヤレス充電やアクセサリーの装着を可能にする規格です。現行のGalaxy S25シリーズもQi2に対応すると噂されていましたが、実際には本体にマグネットを内蔵しておらず、充電位置を固定するには「Qi2 Ready」対応ケースを装着する必要があります。

 

もしデジタイザーを廃止すれば、端末をより薄型化したり、大容量のバッテリーを搭載したり、新しいカメラモジュールを追加したり、設計の自由度が増すとみられます。その一方、Sペンの機能は限定的になるかもしれません。

 

実際にサムスンはGalaxy S25 Ultraで、SペンのBluetoothやエアジェスチャーといった高度な機能を削除しています。さらに2027年の「Galaxy S27 Ultra」では、Sペンの本体内蔵が完全に廃止され、外付けになる可能性が高いとも伝えられています

 

Sペンの機能がシンプルになると利便性はやや下がりますが、その代わりにバッテリー容量の増加やカメラ性能の向上、Qi2対応などのメリットが生まれれば、多くのユーザーに歓迎されるかもしれません。

 

Source: PandaFlash (X)
via: 9to5Google

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