次期Galaxy S26 Ultra、薄くて軽そう。画面は反射防止&明るさアップ?

ink_pen 2025/8/5
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次期Galaxy S26 Ultra、薄くて軽そう。画面は反射防止&明るさアップ?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」について、本体の寸法や厚さ、カメラやディスプレイに関する最新リーク情報が報じられています。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。

同社の未発表製品に詳しいリーカーIce Universe(X)氏は、現時点でGalaxy S26 Ultraに関して「分かっていること」をX(旧Twitter)上で共有しています。

まず、本体の厚さは7~8mmとなり、今年のS25 Ultra(約8.1mm)よりわずかに薄くなる見込みです。幅と高さは少し大きくなる一方で、重量は軽くなるとされています。

ディスプレイは引き続き6.9インチですが、CoE偏光除去技術と第3世代の反射防止ガラスが採用されるとのことです。有機ELディスプレイでは通常、反射光を抑えるために偏光板が使われますが、CoE技術ではこの偏光板を取り除くことで画面の明るさを向上させ、バッテリー駆動時間の延長にもつながります。

カメラの解像度については具体的な情報はありませんが、5倍望遠レンズの口径が大きくなり、3倍望遠レンズのセンサーも新型に置き換えられると見られています。これにより、より多くの光を取り込めるようになり、暗所撮影の性能が向上すると予想されます。

バッテリー容量は引き続き5000mAhのままですが、急速充電は従来の45Wから60Wへと高速化されるようです。なお、薄型かつ高容量化が可能なシリコンカーボンバッテリー技術の採用は、今回のモデルでは見送られるとのこと。

搭載プロセッサーはSnapdragon 8 Elite 2になる見込みで、CPUの動作クロックは4.74GHz、GPUは1300MHz。これは現行モデルに搭載されているSnapdragon 8 Eliteからの順当な進化ですが、同時にサムスン独自チップであるExynos 2600版もテスト中とされており、そちらが正式に採用される可能性も残っています。

また、Galaxy S26 Ultra向けの初期ファームウェアを入手したとするSammobileは、そのファイルに「PMK8850」という型番が記載されていたと報告しています。Snapdragon 8 Eliteの型番が「SM8750」であることから、後継のSnapdragon 8 Elite 2が搭載される可能性が高いと見られます。

これらを総合すると、Galaxy S26 Ultraはプロセッサー性能の向上、視認性の高いディスプレイ、暗所に強いカメラなど、全体的に前モデルから着実な進化が期待できそうです。


Source: Ice Universe(X), Sammobile

via: Tom’s Guide

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