AV評論家・藤原陽祐さんが、据え置きからモバイル、シーリング型まで最新プロジェクターをタイプ別に徹底紹介!高画質のREGZAやコンパクトなNebulaなど、ライフスタイルに合わせた最適モデルを厳選。これを読めば、あなたの部屋が映画館に変わるかもしれません。
【私がレクチャーします!】
AV評論家・藤原陽祐さん
新聞記者、専門誌編集を経てフリーに。最新技術や新製品、市場動向に詳しく、的確な評論には定評がある。
据え置きタイプ
明るさ、解像度、フォーカスなどに優れ、高画質なモデルが豊富。ズームレンズを装備した機種も多く、画面サイズの自由度が高い。広いリビングや比較的明るい部屋などでもOKだ。
RGB3色レーザー光源を搭載したレグザ初のプロジェクターが誕生

TVS REGZA
V7R MAX
実売価格35万5300円
同社初の4Kレーザープロジェクター。光源に日亜化学工業製のRGB3色レーザー光源を使用し、投写方式にDLPを採用することで、最大輝度約3000ISOルーメン、BT.2020面積比で約110%の広色域かつ約98%というカバー率を実現した。実用最大出力40Wの2.1chのスピーカーシステムを搭載。

SPEC●投影方式:DLP●光源:RGB3色レーザー●明るさ:3000ISOルーメン●解像度:4K●投影サイズ:65〜150インチ●OS:Google TV●サイズ/質量:W246×H286×D246mm/約6.5kg

最大3000ISOルーメンの明るさで、日中の部屋でも高輝度な映像を投影する。
【藤原’s Impression】100インチの大画面でも高精細な投影が可能
「映像は明るく鮮やかで、100インチの大画面投影でも十分に耐えうるクオリティ。画面サイズを自動調整する『スクリーン表示自動調整』を搭載するなど、機能面も充実しています」
置き場所を大きく変えることなく40〜100インチのサイズを投影

LGエレクトロニクス・ジャパン
LG CineBeam S
19万9800円(一般販売予定価格)
壁との距離わずか約40cmで100インチを投影可能な超短焦点4K DLPレーザープロジェクター。3チャンネルRGBレーザーを採用し、DCI-P3 154%(全体)の色域とHDR10に対応しており、鮮明なディテールとリアルな黒を再現する。8月30日22時までMakuakeで先行販売中。

SPEC●投影方式:DLP●光源:RGB3色レーザー●明るさ:500ANSIルーメン●解像度:4K●投影サイズ:40〜100インチ●OS:webOS●サイズ/質量:W110×H160×D162.3mm/約1.9kg

昼でも明るい映像でテレビ代わりとしても活躍

BenQ
4Kホームプロジェクター GP520
実売価格20万7780円
4K解像度に加え、2600ANSIルーメンの高輝度により、昼間でも鮮明な映像を投影。最大180インチまでサイズ調整が可能で、明るさも十分なのでリビングなどでテレビ代わりとして楽しめる。多様な自動調整機能を備え、設置や調整が簡単に行える。

SPEC●投影方式:DLP●光源:LED●明るさ:2600ANSIルーメン●解像度:4K●投影サイズ:50〜180インチ●OS:Google TV●サイズ/質量:W241.3×H151×D225mm/約3.7kg

マルチアングルでの設置が可能に。

スタイリッシュ&コンパクトな高画質モデル

エプソン
EF-21
実売価格10万3900円
独自の3LCD技術と先進のレーザー光源により、明るく鮮明かつ色再現性の高い映像を実現。自動台形、フォーカス補正などの自動調整機能を搭載し、複雑な操作は不要で、誰でも簡単に設置が行える。Google TVを備え、Wi-Fi接続すればすぐに動画配信サービスを楽しめる。

SPEC●投影方式:3LCD●光源:レーザー●明るさ:最大1000ルーメン●解像度:フルHD●投影サイズ:30〜150インチ●OS:Google TV●サイズ/質量:W197×H110.5×D191mm/約2.3kg

カラーはホワイト(写真)のほか、スモークアイスグリーンとベージュローズを用意。
「スクリーン」があれば映像はさらにレベルアップ
プロジェクターの高画質を存分に楽しむならスクリーンは必須。スタンダードクラスではフラットな特性の「マット」タイプの生地が一般的だ。

サンワダイレクト
100-PRS022
実売価格4980円
スタンド不要で壁に貼り付けて使用できる100インチの大型スクリーン。シート状で、フックなどに掛けられるハトメを備えており、使用しないときは巻いて収納できる。


サンワダイレクト
100-PRS026
直販価格6万9800円
短焦点・超短焦点プロジェクター対応の100インチスクリーン。床置き式で場所を選ばず設置ができ、ケース一体型なので収納もしやすい。アスペクト比:16:9、材質:マット系

モバイルタイプ
小型・軽量かつバッテリー内蔵で、持ち運びがしやすく、場所を問わず使えて便利。4K高画質モデルから、壁画や天井で大画面を楽しめる手軽なモデルまで、ラインナップされる。
500ml缶よりもコンパクトながら100インチの迫力映像が楽しめる

アンカー・ジャパン
Nebula Capsule Air
実売価格3万9990円
Google TV搭載プロジェクターでは世界最小(※)を誇る。超コンパクトながら、明るさの均一性が高く、暗くなりがちな画面の隅まで鮮やかで繊細な映像を映し出せる。各種自動補正機能備え、好きな場所から投影が可能。
※2025年1月時点。メーカー調べ

SPEC●光源:LED●明るさ:最大150ANSIルーメン●解像度:HD●投影サイズ:40〜100インチ●OS:Google TV●サイズ/質量:約φ68×H140mm/約650g

しかも約650gの質量なので友人宅でのパーティなどへも気軽に持って行ける。
【藤原’s Impression】とにかくコンパクトで使い勝手は上々
「メーカー公表 “世界最小”で、まさにモバイルとしての応用範囲の広さが魅力。機能、装備、スペックは平均的なもので、40インチ前後での投影であれば画質の不満はありません」
縦画面の投影も可能な超軽量ボトル型モデル

JMGO
PicoPlay+
実売価格7万210円
世界初の「縦型投影機能」を搭載し、スマホでミラーリングした縦型動画やSNS映像を縦比率のまま再生できる。TikTokやInstagramリール、YouTubeショートなどを大画面で投影可能。通常の16:9の映画やテレビも楽しめる。

SPEC●投影方式:DLP●光源:LED●明るさ:450ISOルーメン●解像度:フルHD●投影サイズ:80〜100インチ(推奨)最大108インチ●OS:Google TV●サイズ/質量:φ85×W166mm/約740g


JBLスピーカーを搭載し、高音質なサウンドを楽しめる

ヤーバー
T2 Plus
実売価格6万2700円
450ANSIルーメンとフルHD解像度により、明るく高精細な映像を投影。2.5時間駆動可能なバッテリーを内蔵し、コードレスで映画1本を視聴できる。JBLスピーカー2基搭載&Dolby Audio対応による迫力あるサウンドも魅力だ。

SPEC●光源:LED●明るさ:450ANSIルーメン●解像度:フルHD●投影サイズ:40〜120インチ●OS:Yaber OS+Google TV●サイズ/質量:W140×H290×D165mm/約2.4kg

シーリングタイプ
家庭用の引掛けシーリングがあれば追加工事なしで取り付けられる手軽さが魅力。Wi-Fi対応&スピーカー内蔵で、配線の煩わしさがなく、省スペースで設置できることから注目されている。
余計なスペースや機器いらずでスマートに設置できる

Aladdin X
Aladdin X2 Light
実売価格7万9800円
LEDシーリングライト、スピーカー、プロジェクターを備えた3 in 1モデル。天井への設置によりスペースの有効活用ができ、手軽に大画面映像が楽しめる。独自OSを搭載し「スイカゲーム」などオリジナルコンテンツが充実。
SPEC●投影方式:DLP●光源:LED●明るさ:700ANSIルーメン●解像度:フルHD●投影サイズ:40〜120インチ●OS:Aladdin OS●サイズ/質量:φ456×H121mm/4.7kg

「ミュージック」「ムービー」「パーティー」「スリープ」などのモードを備え、空間を彩る。
【藤原’s Impression】1台3役の利便性を手軽に体験
「解像感やコントラスト感は上位モデルには及びませんが、80インチ前後の投影なら十分対応可能。何より照明一体型プロジェクターの利便性を手軽に体験できる一台です」
さらに迫力を求めるならサウンドもブラッシュアップ
今回のモデルはスピーカーを内蔵し、単体で視聴が可能。より高音質を求めるなら、サウンドバーやスピーカー同梱モデルを狙おう!
サウンドバーをプラスする
深く響く低音と立体音響で作品の感動を高める

ソニー
ブラビアシアターバー6 HT-B600
実売価格4万4550円
手頃な価格ながら、迫力の重低音を楽しめるサブウーファーが付属。サウンドバー部に2基のイネーブルドスピーカーを備え、Dolby Atmosの上方向の音をリアルに再現する。

音像の定位が上がり、激しい会話から静かなささやきなど人の声が聞き取りやすい。
進化したビームフォーミング技術で包まれるようなサウンドを実現

JBL
Bar 300MK2
実売価格4万9500円
人気の「JBL Bar」シリーズの最新モデル。音のビームを放射して壁に反射させ、側面や背面からの音を再現する独自技術「MultiBeam 3.0」を搭載し、没入感を高めた。

最大出力450Wのパワーを確保。
サテライトスピーカーをセットにしたシアターシステムもアリ
映像・音響・機能のすべてが最高峰のホームシアターシステム

アンカー・ジャパン
Nebula X1
実売価格39万9900円

3500ANSIルーメンの明るさを誇るプロジェクター(合計40Wスピーカー搭載)に加え、合計160Wのサテライトスピーカーとの組み合わせでハイクオリティな映像とサウンドが楽しめる。

4.1.2chの立体音響により、圧倒的な没入感を実現。
※「GetNavi」2025月9・10月号に掲載された記事を再編集したものです。
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