サムスンの次期フラッグシップ最上位モデル「Galaxy S26 Ultra」に搭載予定の3倍望遠カメラについて、現行のS25 Ultraより性能が低下する可能性があると報じられています。

S26 Ultraのカメラを巡り、これまでは有望な噂が飛び交っていました。例えば、5倍望遠カメラでは、絞り値がF3.9からF2.4へ改善され、光感度が38%向上すると伝えられています。
しかし、信頼性の高いリーカーIce Universe氏によると、S26 Ultraの3倍望遠カメラには12MPセンサー(S25 Ultraは10MPセンサー)が搭載されるものの、実際には10MPにクロップされる見込みとのこと。
さらに、絞り値はF2.4、センサーサイズは1/3.94インチ、ピクセルサイズは1.0µmとされ、S25 UltraのIMX754センサーより小さく、性能が劣る可能性があるといいます。
参考までに、S25 UltraのIMX754センサーはセンサーサイズが約1/3.5インチ、ピクセルサイズは1.12µmです。以前からS26 Ultraの3倍望遠カメラは12MPセンサーを使うと噂されていましたが、すべての画素を活用しない仕様になると思われます。
この件についてIce Universe氏は、サムスンのカメラ部門を強く批判。Galaxy S Ultraシリーズはここ数年、同じ200MPイメージセンサーを使い続けるなど革新性に乏しいと指摘し、不満を抱いているようです。
ただし、S26 Ultraのメインカメラには可変絞り機構が復活する可能性があるなど、前向きな要素も報じられています。Ice Universe氏の情報は公式発表ではないため、最終的にはユーザーの予想を超えるアップグレードが期待できるかもしれません。
Source: Ice Universe (X)
via: Android Police