容量2048Whで3000Wの高出力、しかも軽量化! EcoFlowのポータブル電源新モデル「DELTA 3 Max Plus」などが発売

ink_pen 2025/9/17
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容量2048Whで3000Wの高出力、しかも軽量化! EcoFlowのポータブル電源新モデル「DELTA 3 Max Plus」などが発売
GetNavi web編集部
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EcoFlow Technology Japanは、ポータブル電源の新モデル「DELTA 3 Max Plus」および「DELTA 3 Max」を発表しました。

希望小売価格はDELTA 3 Max Plusが24万9800円(税込)で、DELTA 3 Maxが20万9800円(税込)。販売は公式ストアのほか、Amazon/楽天/家電量販店のサイトで、DELTA 3 Maxは家電量販店の店頭でも展開します。9月17日に先行予約がスタート。9月24日に一般販売を開始します。

両製品ともに、2023年に登場した「DELTA 2 Max」の後継にあたるモデル。車中泊などのアウトドア利用に加え、災害時の自宅避難といったニーズに応えることを目指した、大容量かつ高出力なポータブル電源です。

↑手前がDELTA 3 Max、奥がDELTA 3 Max Plus。DELTA 3 Max Plusの上に乗っているのは容量を拡張するエクストラバッテリーです。

DELTA 3 Max Plusは容量2048Wh、定格出力3000Wを実現。容量は前モデルと同じですが、出力を大幅に高めています。それでいて本体サイズは494×242×305mmと、前モデルから少し幅を小さくし、重量も約22.1kgと、0.9kg軽量化を実現しています。

定格出力を超える高出力の製品を駆動させるための独自技術「X-Boost機能」は今回も搭載し、最大3800Wの出力に対応しています。

↑2000Whの容量帯で3000Wの超高出力を実現。

また、別売りにはなりますがエクストラバッテリーとの併用で容量の拡張が可能。よりハイエンドな「DELTA Pro 3」用のエクストラバッテリー2台を接続すれば、最大10240Whまで増やせるので、大人数での連泊キャンプでも安心して電力を使えます。もちろん、DELTA 3 Max Plus用のエクストラバッテリーも用意。こちらは2台接続で6144Whまで拡張できます。

↑容量の拡張もできるので、利用シーンに合わせて備えられます。

ACポート部分にも特徴があり、4基のACポートを2つのグループに分けて制御できるようになっています。たとえば電源を供給し続けたい製品を1のグループのACポートに接続し、優先度の低い製品を2のグループのACに接続するといった運用が可能。制御はスマホアプリを使って遠隔で操作もできます。

↑たとえば車中泊でスポットクーラーなどの常時駆動させたい家電を1のグループに、ライトなどの夜には使わない製品を2のグループにと分けて制御できます。

本体の充電はAC充電/ソーラー充電/走行充電/走行+ソーラー充電の4つの方法に対応。AC経由であれば充電時間は約108分です。なお、AC充電以外は別売りのチャージャーやケーブルが必要となります。

↑別売りのアイテムが必要なものの、充電は複数の方法に対応。
↑出力は前面にAC×4、USB-C×3、USB-A×1、背面にシガーソケット出力、アンダーソン、エクストラバッテリー用ポートを装備しています。

DELTA 3 Maxは容量2048Wh、定格出力2200Wのモデル。定格出力は前モデルより少し上がっていながら、重量は約3kg軽量化して約20.3kgに抑えられています。サイズは494×239×305mm。

↑半導体には新たに「SiCパワー半導体」を搭載。これにより、一般的には約80%とされる変換効率が約92%まで上がったそうです。なお、SiCパワー半導体はDELTA 3 Max Plusにも搭載されています。
↑バッテリーセルを筐体に直接搭載するCTC構造を採用。これにより軽量化を実現したとのこと。またリスクを低減するために、筐体の耐久性も高めているそうです。DELTA 3 Max PlusもCTC構造を取り入れています。

こちらもX-Boost機能を搭載しており、最大2700Wまで対応。一方、容量の拡張は非対応となっています。

↑DELTA 3 Max Plusからアンダーソンポートを省き、合計9ポートの出力を装備しています。

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