iPhone 17の「N1チップ」、Wi-Fi 7に意外な弱点?

ink_pen 2025/9/19
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iPhone 17の「N1チップ」、Wi-Fi 7に意外な弱点?
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

新型「iPhone 17」シリーズに搭載された通信チップ「N1」において、「Wi-Fi 7」の仕様に制限があると海外メディアが指摘しています。

↑Wi-Fi 7に制限があるけど、大したことない?(画像提供/アップル)

MacRumorsが米連邦通信委員会(FCC)の文章を調査すると、N1チップではWi-Fi 7で最大160MHzのチャンネル帯域幅までしかサポートしておらず、規格上の最大値である320MHzには達していません。

つまり、Wi-Fi 7の理論的な最大速度で通信できないということです。

ただし、Wi-Fi 7の160MHzと320MHzをユーザーが区別することは、ほとんどのケースで難しいはず。

Wi-Fi 7は2.4GHz/5GHz/6GHz帯の電波を同時に使用することで、高速かつ低遅延、そして信頼性の高い接続を提供します。

N1チップは十分な通信性能を達成しただけでなく、パーソナルスポットや「AirDrop」といった機能の全体的なパフォーマンスと信頼性を向上させ、iPhone 17シリーズの省電力化にも貢献しています。

アップルのNシリーズチップの今後の進化に期待しましょう。

Source: MacRumors

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