クアルコムは先日、ハイエンドスマートフォン向けの最新チップ「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を発表しました。これをサムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」が採用した場合、内蔵ストレージ性能が大幅に向上するかもしれません。

このチップは、現行のUFS 4.0に対してマイナーチェンジ版となる「UFS 4.1」をサポートしています。
大きな革新ではないものの、起動時間の短縮やキャッシュの自動調整機能、フラッシュエラー(読み出し誤り)からの復旧速度向上といった実用的な改良が加えられており、結果的に読み書きの高速化や電力効率の改善が期待できます。
Galaxy S26 UltraはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載すると噂されており、実現すればこれらの恩恵を受けることができます。
同チップは前世代(Snapdragon 8 Elite)と比べて性能が20%向上し、効率も35%改善されています。AI処理能力も大きく強化されており、パワフルなチップと新しいストレージ規格の組み合わせによって、より快適なユーザー体験が実現する見通しです。
一方、S26 Ultraにはサムスン独自開発の「Exynos 2600」が搭載されるという噂もあります。その性能はSnapdragon 8 Elite Gen 5に匹敵するとみられていますが、UFS 4.1への対応は確認されておらず、今後の続報が待たれます。
Source: Wccftech