パナソニックは、テクニクスブランドからプレミアムクラスのダイレクトドライブターンテーブル「SL-50C」を2025年10月下旬より発売します。直販サイトでの販売価格は9万9000円(税込)。

記事のポイント
アナログレコードの溝からカートリッジが読み取る音声信号は非常に微弱で、そのままでは一般的なアンプやスピーカーに接続できません。このため、信号をラインレベルまで増幅し、さらに再生時に正しい音質バランスを得るための周波数補正(RIAAイコライゼーション)を行う必要があります。これらの役割を担うのが「フォノイコライザー」です。
本製品はフォノイコライザーを内蔵しているため、専用のフォノ入力を持たないアンプやアクティブスピーカーにも直接接続して、レコードの音を正しく再生することができます。
本製品は、テクニクスのターンテーブルを体現するダイレクトドライブの技術を受け継ぎながら、インテリアに溶け込むデザイン性とカラーリング、設置しやすいコンパクト設計で、より身近にアナログレコードを楽しめるモデルです。
本体のカラーは、インテリアにマッチする「テラコッタブラウン」、「ブラック」、「グレー」の3色で展開。

メインシャーシはMDFを採用し、プラッターはアルミダイカストを採用することで、高い強度を確保。優れたトレース性能の「ユニバーサルタイプトーンアーム」と、最適にチューニングされたインシュレーターを搭載するなど本格的な仕様となっています。
また、MM型カートリッジを付属し、フォノイコライザーを内蔵しているので、フォノイコライザーを搭載していないアンプやアクティブスピーカーへ直接接続することが可能。初めてアナログレコードを楽しみたい方でも簡単にセットアップすることができます。
デザイン性や設置性を重視しながらも、テクニクスの設計思想を継承した「コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」を採用しており、上位クラスと同等のワウ・フラッター0.025%(W.R.M.S.)の回転精度で、音質も妥協しない、本格的なアナログ再生を実現します。