サムスンは2026年2月に、非折りたたみ型のフラッグシップモデル「Galaxy S26」シリーズを発売するとみられています。
その中で標準モデルにあたる「Galaxy S26 Pro」には、多くの地域で自前のチップセット「Exynos 2600」が搭載されることが確認されたと報じられています。

同社の未発表製品に詳しいSammobileは、Galaxy S26 Proのほとんどの地域向けモデルが実際にExynos 2600を採用していることを示す証拠を発見したそう。
一方、米国および中国向けモデルでは、9月に発表されたばかりのクアルコム製「Snapdragon 8 Elite Gen 5」が採用される見込みとされています。
サムスンは以前、Galaxy S24シリーズでも同様の地域戦略を取っており、その際は米国・中国・日本向けモデルにSnapdragonチップを搭載していました。今回も同じ方針を継続する可能性が高いとみられます。
これまでの情報によると、Exynos 2600はSamsung Foundryの2nmプロセスで製造されるチップで、10コア構成のCPUにはARMの最新C1シリーズを採用。
GPUにはAMDのRDNAアーキテクチャをベースにした「Xclipse 950」を搭載し、Snapdragon 8 Elite(前世代)やiPhone 17シリーズの「A19 Pro」を上回る性能を示しているようです。
とはいえ、最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5やMediaTek Dimensity 9500と同等の性能を発揮できるかは、現時点では明らかになっていません。
すでにSnapdragon 8 Elite Gen 5の高いパフォーマンスは実証されているため、日本向けモデルがこれを搭載するのであれば、歓迎するユーザーは多いでしょう。
Source: Sammobile