次期「Galaxy S26 Pro」、Exynos 2600の搭載決定? 日本ではスナドラの可能性が残る

ink_pen 2025/10/14
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次期「Galaxy S26 Pro」、Exynos 2600の搭載決定? 日本ではスナドラの可能性が残る
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンは2026年2月に、非折りたたみ型のフラッグシップモデル「Galaxy S26」シリーズを発売するとみられています。

その中で標準モデルにあたる「Galaxy S26 Pro」には、多くの地域で自前のチップセット「Exynos 2600」が搭載されることが確認されたと報じられています。

↑自前チップでも甘く見ないで(画像提供/サムスン)。

同社の未発表製品に詳しいSammobileは、Galaxy S26 Proのほとんどの地域向けモデルが実際にExynos 2600を採用していることを示す証拠を発見したそう。

一方、米国および中国向けモデルでは、9月に発表されたばかりのクアルコム製「Snapdragon 8 Elite Gen 5」が採用される見込みとされています。

サムスンは以前、Galaxy S24シリーズでも同様の地域戦略を取っており、その際は米国・中国・日本向けモデルにSnapdragonチップを搭載していました。今回も同じ方針を継続する可能性が高いとみられます。

これまでの情報によると、Exynos 2600はSamsung Foundryの2nmプロセスで製造されるチップで、10コア構成のCPUにはARMの最新C1シリーズを採用。

GPUにはAMDのRDNAアーキテクチャをベースにした「Xclipse 950」を搭載し、Snapdragon 8 Elite(前世代)やiPhone 17シリーズの「A19 Pro」を上回る性能を示しているようです。

とはいえ、最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5やMediaTek Dimensity 9500と同等の性能を発揮できるかは、現時点では明らかになっていません。

すでにSnapdragon 8 Elite Gen 5の高いパフォーマンスは実証されているため、日本向けモデルがこれを搭載するのであれば、歓迎するユーザーは多いでしょう。

Source: Sammobile

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