サムスン初のヘッドセット「Galaxy XR」の仕様が流出! Vision Proの半額?

ink_pen 2025/10/14
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サムスン初のヘッドセット「Galaxy XR」の仕様が流出! Vision Proの半額?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスン初のXR(拡張現実)ヘッドセット「Project Moohan」が、10月後半に正式発表される見通しです。これに先立ち、Android情報サイトのAndroid Headlinesが予想CG画像と詳細な仕様をリークしました。

↑「Galaxy XR」と呼んで(画像提供/サムスン)。

その情報によると、正式名称は「Galaxy XR」とのこと。デザインは現代的なVR/XRヘッドセットのスタイルで、両眼に4KマイクロOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。合計で約2900万ピクセル(4032ppi)となり、Apple Vision Proの2300万ピクセルを上回る解像度を実現するとされています。

装着部には柔らかいクッション素材を採用し、ヘッドストラップは調整可能。さらに、取り外し可能なライトシールドを備えることで、快適な装着感を追求しています。重量は約545gで、Apple Vision Pro(約600〜650g)より軽いです。ただし、外付けのバッテリーパックの重量は含まれていません。

プロセッサにはクアルコムの「Snapdragon XR2+ Gen 2」を採用。手の動きを認識するための6つのセンサー(前面に4つ、下部に2つ)に加え、深度センサーと4つの眼球追跡カメラを搭載しています。マイクは多方向からの音声を拾うことができ、音声入力にも対応するとのこと。

専用コントローラーは6DoF(6軸自由度)対応の2台が標準付属し、アナログスティックとハプティックフィードバックを備えています。ゲームプレイにも対応し、操作性にも配慮されているそう。

UI(ユーザーインターフェース)はGoogleのXR向けOSをベースとした「One UI XR」を採用。NetflixやGoogle Chrome、マップ、YouTubeなどのアプリが利用可能で、シンプルで直感的なホーム画面が用意されるようです。

バッテリー持続時間は通常使用で約2時間、動画視聴では最大2.5時間とされています。長時間利用には向かないものの、日常的な用途には十分な性能といえるでしょう。

発売は2025年10月21日ごろと噂されており、価格は約1800ドル(約27万円※)である見込み。約60万円のApple Vision Proと比べれば半額程度であり、日本での発売も期待したいところです。

※1ドル=約152円で換算(2025年10月14日現在)

Source: Android Headlines

via 9to5Google

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