「折りたたみiPhone」のヒンジ部品の価格が大幅に低下したことにより、製造コストが低くなる可能性があると、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

同氏によれば、折りたたみiPhoneのヒンジ部品の平均販売価格は約70ドル〜80ドル(約1万1000円〜1万2000円※)になるとのこと。これは、市場で予測されていた100ドル〜120ドル(約1万5000円〜1万8000円)を大きく下回ります。
※1ドル=約151円で換算(2025年10月15日現在)
ヒンジ部品のコスト低下の要因は、安価な素材の採用ではなく、組み立て設計の最適化と、フォックスコンの生産規模拡大であるとクオ氏は述べています。
フォックスコンは台湾のヒンジメーカーのShin Zu Shingと合弁会社を設立し、同社と米国のAmphenolが折りたたみiPhoneのヒンジを提供します。
折りたたみiPhoneの価格は2000ドル(約30万円)にもなると噂されており、かなり高額なデバイスになりそう。しかし、ヒンジ部品の費用が下がれば、製品全体の価格も下がるかもしれません。
サムスンやファーウェイの折りたたみデバイスに対抗できる、魅力的な製品が生まれることに期待です。
Source: MacRumors