YouTubeアプリでは、iOS版とAndroid版の両方でアイコンやUI(ユーザーインターフェース)が全面的に刷新されるアップデートが展開されています。

この変更はバージョン20.42で実装されるもので、上部や下部のバー、動画プレイヤー内のアイコンがより太く、丸みを帯びたデザインに変更されました。これにより、全体的に視認性が向上しています。
主な変更点は動画プレイヤーまわりに集中しており、コンテンツが見えなくなるのを最小限に抑えることが目的とされています。具体的な内容は次の通りです。
- 縦向きでは新しいアイコンセットが適用され、横向き再生ボタンは円形でより目立つ位置に配置。
- 「いいね」ボタンは親指の形が長くなり、コンテンツ内容に連動したアニメーションが追加されました。例えば、音楽動画では音符、スポーツでは試合に関連するビジュアルが表示されます。
- 横向きでは、いいね・コメント・保存・共有・メニューが左下の丸みを帯びたコンテナにまとめて配置。
- 動画を一時停止しても背景が暗転しないようになり、視聴の流れを途切れさせない設計になっています。
- ダブルタップによるスキップ動作のアニメーションは控えめでコンパクトに変更され、「視聴体験への干渉を軽減」する方向に改善。
そのほかのアップデートは次の通りです。
- タブ間の移動時にスムーズなアニメーションが導入され、フィードが自然に下から上へスライドアップするようになりました。
- 動画をプレイリストに保存したり「後で見る」に追加したりする画面もデザインが刷新され、よりシンプルに操作可能。
- コメント欄にはスレッド表示が導入され、会話の流れを追いやすくなっています。
全体としては、見やすく・使いやすくなる方向へのUI改良が行われており、日常的にYouTubeアプリを利用する人にとって、より快適なアップデートになっています。
Source: 9to5Google