サムスンの三つ折りスマートフォン「Galaxy Z TriFold」を詳しく紹介する動画が公開され、展開したときの薄さや、折りたたんだときの厚みが確認できるようになりました。

この動画は韓国メディアのOmokgyo Electronics Mallが公開したもので、サムスンが二つ折りモデル「Galaxy Z Fold 7」の設計思想を引き継ぎ、非常に薄く仕上げていることがわかります。
二重ヒンジ構造の採用により折りたたみ時の厚みは増していますが、それでも指1本分よりやや厚い程度に抑えられており、サムスンが薄型化に徹底してこだわっていることがうかがえます。
背面から見ると、Galaxy Z TriFoldとFold 7は折りたたんだ状態で非常によく似ています。3つの背面カメラ構成、LEDフラッシュの位置、側面の指紋センサーの配置など、デザイン面ではFold 7をほぼ踏襲しています。
サムスンはまだ公式に仕様や発売時期を発表していませんが、この動画の内容を見る限り、Galaxy Z TriFoldは同社史上最も野心的なデバイスになるとみられます。
発売地域はごく一部に限られるとの噂もある一方、Bluetooth SIG(Bluetooth技術の標準化団体)への登録情報からは、中国・韓国・米国向けの国際版が登場する可能性も浮上しています。今後の動きから目が離せません。
Source: Omokgyo Electronics Mall
via: Android Authority