アップルの低価格タブレット「iPad」の次期モデルに最新チップが搭載されると報じられています。

Macworldによれば、次期iPadにはアップルの「A19」チップが搭載されるとのこと。A19は2025年に発売された「iPhone 17」に搭載されており、最新世代のチップが低価格のiPadに採用されるのは異例です。なお、2025年3月に発売された現行のiPadは「A16」チップを搭載。
iPadが最新世代のチップを搭載したのは、「A6X」チップを採用した2012年の「iPad 4」が最後です。2017年に発売された「iPad 5」には旧世代の「A9」チップが採用されました。それ以降、iPadには最新のiPhoneよりも1~2世代前のチップが搭載されてきたのです。
その他にも、次期「iPad Air」には「M4」チップが採用され、次期iPadとiPad Airの両方にアップル独自開発の「N1」通信チップが搭載されるとMacworldは述べています。Wi-FiやBluetooth通信を担当するN1はiPhone 17にも搭載されており、従来のチップよりも省電力で動作します。
次期iPadとiPad Airは2026年初頭にリリースされる見通し。廉価なiPadに最新チップが搭載されれば、初めてiPadを購入する消費者にうってつけの1台となりそうです。