オーディオテクニカは、レコードを挟むだけでどこでも気軽にアナログサウンドを楽しめる「SOUND BURGER(サウンドバーガー)」と、江戸時代から続く宮城県気仙沼の伝統産業、「サメ漁」との初の共創プロジェクトにより、気仙沼産サメ革を採用した「SHARK BURGER(シャークバーガー)」を開発。2026年3月5日(木)から5月15日(金)まで応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にて先行販売します。

記事のポイント
本製品のベースとなった「サウンドバーガー」は、2022年に40年ぶりに復刻され話題となったもの。新たにBluetooth機能を搭載するなど、中身もブラッシュアップされています。Makuakeでは早割りなどお得に購入できる支援サービスを実施中なので、欲しい方はお早めにチェックしましょう。
同社はこれまで、「蒔絵(まきえ)」「縄文鞣(なめ)し」「七宝焼き」といった日本各地の地域産業の伝統技法を製品づくりに取り入れてきましたが、今回注目したのは宮城県気仙沼の「サメ漁業」です。
気仙沼港で水揚げされるサメは、加工食品、美容オイル、医療品、フカヒレなど、ほぼすべての部位が活用される一方で、「サメ皮」だけは用途が限られ、有効活用が進んでいませんでした。

そこで、サメ革を使用したアナログレコードプレーヤー「シャークバーガー」を開発。製品に使用されるサメ革は、新しく獲るのではなく、すでに水揚げされたサメの皮を生かしたものです。天然素材ゆえに一つとして同じ表情はなく、独特の艶や凹凸が生む“一点もの”の風合いが魅力です。
サメ革だけじゃないこだわりの仕様
「シャークバーガー」は、レコードを挟むだけでどこでも気軽にアナログサウンドを楽しめるというユニークなコンセプトのポータブルレコードプレーヤー「サウンドバーガー」をベースに、気仙沼産サメ革を背面ハンドルに採用。



さらに、レコードを挟む上蓋にサメの歯をイメージしたギザギザのデザインを追加し、レコード針部分にもサメ型のパーツを採用。また、本体カラーやロゴデザイン、気仙沼湾の豊かな生態系をあしらったスリップマットなど、細部にまで「サメ」と「気仙沼」の世界観を落とし込み、気仙沼の伝統産業であるサメ漁を応援したいという想いが表現されています。


何より大切にしているのは、「使うたびに、楽しくなること」。そのために機能性と遊び心のバランスを追求し、細部まで妥協せずに作り込まれています。
なお、本体にスピーカーは備わっておらず、音楽を聴くためにはBluetooth対応のワイヤレススピーカーやヘッドホン・イヤホン、またはピンジャックのあるオーディオシステムが必要となります。
ただの“おもしろ企画”ではない!本プロジェクトが伝えたいこととは?
気仙沼で水揚げされるすべてのサメには、捕獲された海域の座標と品種名が記録されており、「いつ・どこで・どの種類のサメが獲られたのか」がきちんと管理される「サメのトレーサビリティ」が確立されているため、乱獲や違法行為とは無縁となっています。
今回のシャークバーガーでは、その仕組みを“見える形”で伝えるため、製品背面に金属プレートが取り付けられています。このプレートには、実際に使用されたサメ革の捕獲座標と品種名が印字されており、同社では「その背景も含めてお伝えすることが大切」という視点から、このような仕組みを導入したとのこと。

本プロジェクトの想いに共感した世界的ヒューマンビートボクサーのSHOW-GOさんが、「SHARK BURGER」のために書き下ろしたオリジナルソング「Ocean Voices」を3月5日(木)からSHOW-GO公式YouTubeチャンネルで公開中。

SHOW-GOさんは「声を武器に世界を渡り歩いてきた自分だからこそ、この想いを音で伝えたい」と、熱い気持ちで楽曲を制作。MVは自ら気仙沼市内の漁港へ赴いて撮影を行い、この楽曲を通じて「届かない声を届ける」というメッセージを発信しています。
また、オリジナルソングに関するSHOW-GOさんへの特別インタビュー動画を、オーディオテクニカ公式YouTubeチャンネルにて3月5日(木)11時より公開しています。
<SHOW-GOさんコメント>
本プロジェクトを通じ、気仙沼の産業や文化に触れる中で、土地に根付く想いや“声”を音と映像、ビートボックス表現で伝えることを目指しました。サメ産業を通じて命への敬意にも触れ、地域の姿勢や価値に少しでも興味を持っていただき、その想いを知るきっかけになればと考えています。さらに、「SHARK BURGER」から流れる音楽を通じて、さまざまな場所で気仙沼のことを思い出し、日常の中で地域とのつながりを感じていただけたら嬉しく思います。