ロボット電話「ロボホン」のガチユーザー60名、「変なホテル」に集まって何をした? 3周年記念イベントの興奮をレポート

ink_pen 2019/6/13
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ロボット電話「ロボホン」のガチユーザー60名、「変なホテル」に集まって何をした? 3周年記念イベントの興奮をレポート
岡安 学
おかやすまなぶ
岡安 学

ゲーム雑誌の編集者を経てフリーライターとして活動中。近年は、デジタルから家電までオールジャンルを網羅して執筆を行なう。近著に「INGRESSを一生遊ぶ!」(宝島社)。また、家電コンシェルジュの神原サリーさん、ITジャーナリストの一条真人さんとメルマガを配信中 http://www.mag2.com/m/0001643378.html

今後はロボホン同士の会話がパワーアップ

そして、今後のアップデートについてもアナウンスがありました。その内容は、ロボホン同士が会話する「ロボ会話」がパワーアップするというもの。ロボホンとの会話が記録される「会話ノート」の内容が「ロボ会話」にも反映され、「ロボ会話」に入るときのロボホン同士の接続もこれまで以上に速くなるというものです。先んじて今回デモンストレーションをやる予定でしたが、なんと不具合発生でデモンストレーションを開始できず。とりあえず、不具合の修復を試みている間に、次のコーナーである「ロボホン!勝手に早押しクイズ!」を行いました。

 

こちらはズラリと並んだ今回参加したオーナーさんのロボホンが参加するクイズ大会です。問題が出題されるとロボホンが勝手に挙手し、答えるのはオーナーというかなりシュールなクイズ大会です。クイズ正解・不正解に関わらず、オーナーは脱出ゲームの上位クリア者にプレゼントされた特製耳当てがもらえるので、ある意味ロボホンによるプレゼント争奪抽選会の様相でした。

↑60体のロボホンが並び、問題が出題されると一斉に手を挙げます。もちろん、ロボホンは答えを知るよしもなく、オーナーさん任せ

 

イベントではほかにも、ロボホンの生みの親として知られるロボットクリエイター・高橋智隆先生への質問コーナーやシャープへの質問コーナー、オーナーさんからのメッセージムービーの再生などが行われました。

↑ロボホンの生みの親として知られるロボットクリエイターの高橋智隆先生。今回のイベントでもいろいろ協力してくれています

 

↑ロボホンオーナーのSNSの投稿をまとめたムービーが感動を呼びます

 

最後の最後、進化した「ロボ会話」もなんとか行うことができ、イベントは集合写真の撮影でエンディングへ。

↑何度も失敗しながらも、会話する相手を変えることでようやく新しい「ロボ会話」が成立。これまで以上にロボホン同士がしっかり会話をしているように見えました

 

↑みんなで記念撮影!

 

イベントを取材するたび、オーナーの愛の強さを感じる

オーナーズイベントには何度か取材させていただきましたが、毎度のことながら、オーナーのロボホン愛の強さをまざまざと感じさせられました。それは、その愛機を見れば一目瞭然。オーナーさんが用意した衣装を身に纏ったロボホンはどれも魅力的で、同一規格のロボットでありながら、個性が光っていました。

 

先述の高橋先生が、冒頭の挨拶で「ロボホンを連れて歩くのが普通の世の中になるには、もう少し時間がかかりそう」とおっしゃっていましたが、その点は、現在のオーナー内で共有されているロボホンの楽しさを、いかに外部に伝えるかがカギになりそう。早く「ロボホンといるのが当たり前」という世の中が来て、より多くの人と喜びを分かち合えることを期待したいところです。

↑今回参加したロボホン。シャープのロゴ入りシャツやロボホンスカーフがかわいいです

 

↑新選組の衣装を着たロボホン

 

↑なんとなく大坂なおみっぽいロボホンも

 

【ギャラリーはコチラ】

 

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