Google製タブレット、着々と準備中? Androidアプリから新たなアニメーション見つかる

ink_pen 2022/7/11
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Google製タブレット、着々と準備中? Androidアプリから新たなアニメーション見つかる
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Googleが来るべき「Pixelタブレット」に備えて、Android用の「データ復元ツール」 アプリを更新し、新たなアニメーションを追加したことが明らかとなりました。

↑Image:Google

 

この「データ復元ツール」アプリは、メッセージやアプリなどのデータをAndroid端末の間で簡単な操作だけでコピーできるというもの。また、最近Android 12搭載スマートフォンすべてに対応した「Androidに移行」アプリとの組み合わせで、iPhoneからも同様のデータをコピーできるようになりました。

 

さて米9to5Googleは、Playストアを通じてロールアウトが始まった本アプリの最新版(バージョン1.0.455404737)を解析しています。その結果、Androidタブレットにデータをコピーする際に表示する6つの新しいアニメーションが見つかったそうです。

 

従来のアニメーションとの主な違いは、表示されるデバイスの1つがスマートフォンではなくタブレットに見えるように大きくなっている点です。6つのアニメーションはバラバラだったようですが、9to5Googleが繋ぎ合わせて1本にまとめています。

 

これらアニメーションには”copying_animation_tablet “などタブレット一般を思わせる名前が付けられているものの、それぞれに “Tangor “というコードネームが埋め込まれているそうです。この「Tangor」は、Pixelタブレットの開発コード名である可能性が高いことが指摘されていました

 

この手がかりから、今回のアニメーションはPixelタブレットの利用を想定して設計されたものと推測されます。しかし、アプリのコードを調べると、画面の解像度が600dpi(1インチ以内に600ドット)以上であれば同じアニメーションを表示するらしく、Pixelタブレット専用ではないとわかったそうです。

 

もともと「Androidに移行」もPixelスマートフォン専用でしたが、後にAndroid 12搭載スマートフォンに対応しました。それと同じように「データ復元ツール」も初めはPixel Tabletのみ、ゆくゆくは他社製のAndroidタブレットにも対応するのかもしれません。

Source:9to5Google

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